大山崎町の家

京都
写真 © Yoshiharu Matsumura
 
 
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建築家
Maniera Architect & Associates
市町村
京都
2011

敷地は桂川・宇治川・木津川が合流する、古来からの交通の要所として栄え、駅の南には千利休が造ったとされる侍庵の茶室、北には藤井厚二の旧住居聴竹居等があり、歴史の残る大山崎に位置する。
またタケノコの産地としても知られ、通りには美しい竹林が随所に広がっていた。本計画地はそのような広大な竹林の南側に位置し、北側には竹林の庭を設けることとなった。外観は竹林のもつ和の風情や自然のうつろいが背景となじむ様、外壁を板張りとしその表情を醸し出している。部分的に木格子・RCスギ板打放し仕上げを配し、内部にやわらかい光の場を生み出している。
特に南面には深い庇と格子状手摺を配し、採光通風を得つつ、道路からの視線を制御する陰影ゾーンとつくっている。さらに趣きある樹木は人をやさしく迎え、全体に深みのある和の佇まいをつくりだした。
内部は2世帯住宅となっており、1階は主に祖父母の居住スペースとなっている。中央には南から中庭・和室・LDK・竹林へと連続し、和室は床の間・床脇・仏間を配した行の構えとし、書院風の設えとしている。
北・東面は積極的に開口を設け、庭と奥に広がる竹林を楽しめる。
2階はご夫婦家族のスペースとなっている。こちらも日差しの入る深い軒のデッキからK・D・Lが連続しており、視線が北側竹林への向かい、南北を開放し陰と陽の場を生活の中で体験する。
また、将来的な変化も考え、主寝室近くにDK・浴室2・洗面室2・トイレ2・家事室を設け、見守りやすい室計画としている。
地下1階は竹林の高低差を利用してガレージと、ご家族の趣味であるシアタールームを配し、本格的な石井式シアタールームとした。その室の高窓からは北側の竹林も楽しめ、まるで劇場にいるかのようだ。
本計画では、竹林を「みる」(見る・観る・看る)という単純な行為からはじまり、内と外・内と内の関係が繊細にコントロールされた、多様な場が生まれた。クライアントはこれから、様々な場で日々変化する自然やその関係性を楽しみながら、新たな暮らしを満喫していくことだろう。

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