プロジェクト

小松隼人建築設計事務所

江波の家

Eba, 2019

【建築と環境を繋ぐ「接庭」】 広島市内に建つ設計者の自邸。初めて敷地を訪れたとき、目の前の江波山を貫通するトンネルと擁壁によって敷地のほとんどが日影で覆われ、トンネルを抜けるとさまざまな企業の工場が建ち並ぶためか車の往来が多い。形も不整形であり、このネガティブな条件が先行...

岸和郎 + ケイ・アソシエイツ

西ノ京丘陵の家

奈良県奈良市, 2021

夫婦二人+子供という核家族のための住宅であり、奈良の郊外に建つ。 日常的に使用する自動車や趣味のための二輪車などの台数が多いため、前面道路に面しては駐車用のスペースが間口一杯まで必要になる。そのためファサードはその分だけセットバックし、1階の趣味室が大きく開放している以外は...

岸和郎 + ケイ・アソシエイツ

指扇の家

埼玉県さいたま市, 2021

東京の郊外、畑や離散して建つ建物が拡がるのどかな田園風景の中に建つ住宅である。最初にこの敷地を訪ねた時に唐突に思い出した風景がある。それはリチャード・ノイトラの1937年に竣工したストラスモア・アパートメントの写真、それも建築そのものではなくその背景の自然を思い出したのだ。...

二俣公一/ケース・リアル, 二俣スタジオ

CHALET W

2019

施主は、海外から毎年日本に短期滞在しているスノーボードの愛好家。彼が滞在中に家族と過ごすための場所であり、さらにはゲストとリラックスして交流できるようなシャレーを計画することとなった。敷地はスキーリゾートとして有名なニセコエリアの一画で、周囲を白樺に囲まれた雑木林の中にある...

二俣公一/ケース・リアル, 二俣スタジオ

与論の別邸

2016

サンゴ礁の隆起によって出来た島、与論島での別荘の計画。鹿児島県最南端に位置するこの島は、その周囲をエメラルドグリーンの美しい海に囲まれており、今回の敷地からもその絶景を眺めることが出来る。一方で、台風の暴風雨、強い日差し、塩害といった島特有の厳しい気候にさらされることもあり...

蘆田暢人建築設計事務所

変形方形の平屋

茨城県水戸市, 2020

平屋という形式は豊かである。その豊かさを最大限に享受できるよう、木の架構を現しにした一つ屋根の下におおらかな空間をつくった。屋根は、家族団欒の中心となる造り付けの食卓の上に棟を集め、その頂点には大きなトップライトを設けた。家の中心、家族の中心にいつも光が差し込む。必然的に屋...

マウントフジアーキテクツスタジオ

半島の家

関東, 2018

土地を建築する 二つの行為で建築はできている。一つは“フレーム”を土地に立てること。もう一つはその“土地”そのものを操作、もしくは作り出すことだ。 木造や鉄骨造は前者に、RC造や組積造は後者へとそれぞれ属していて、たとえば木で住宅を作ることを考えれば分かり易い。上部構造は言...

マウントフジアーキテクツスタジオ

母の家

神奈川県, 2013

動詞の建築 「建築」は「動詞」だと考えているところがある。 もちろん通常通り、それは「建築」という概念を指す「名詞」でもあるのだけれど、それだけでは「建て」「築く」という動詞性、つまり建築が本来もっている「行為」としての意味合いが抜け落ちてしまうようで、違和感があるのだ。 ...

蘆田暢人建築設計事務所

葛飾の趣居

東京都葛飾区, 2020

自宅の斜向かいの敷地に離れをつくりたい。という依頼からこのプロジェクトは始まった。新型コロナウィルスの蔓延に伴った「住むことの変化」。テレワークが一気に進んだ社会では通勤という義務も希薄になり、家にいることあるいは住む場所すらそのスタイルが変化しつつある。このプロジェクトは...

田辺雄之建築設計事務所

ナガナガレの家

長野県, 2020

船のようなもの 建主からの要望は安心して眠れて、朝陽を気持ちよく享受できることであった。森の中の敷地東側に建つ母屋(平家)の寝室は東側道路に近いことから、やや不安を感じながら寝ていたからである。さて、この建物は船のようでもある。船は甲板/デッキを境に水面と接する船体/ハルと...

添田建築アトリエ/添田貴之

宇都宮の住宅 2

栃木県宇都宮市, 2012

敷地は地方都市の中心部から離れたバス通り沿い。東西方向からやや振れた角度で細長く3つに分割された土地のうち、中央の区画で、両隣はいまのところ空地である。当然ながらこの空地には将来にわたり建物が建つ可能性がある。細長い土地の形状から考慮すると、特に南側隣地に建物が建った場合の...

山縣洋建築設計事務所

CS

鹿児島県, 2020

幹線道路沿いある敷地は間口17m×奥行59mと奥行きが深く、周辺には畑の中に建物が点在し、視線はどこまでも抜けていくおおらかなスケールの風景が広がっていた。工務店を経営するご主人と奥様と 2人のお子さんの4人家族のための住宅である。 単に住むためだけでなく、工務店の宣伝と...

蘆田暢人建築設計事務所

熱海の塔状住居

静岡県熱海市, 2020

[地形と構法から形を生み出す] 熱海の急傾斜地に計画されたこの住宅では、海へと広がる雄大なビューを最大限に獲得するため、クライアントからはリビングルームを4階レベルに設け、各室を下層階に配すること求められた。 海から吹く風が強く、風による振動を防ぐためにRC造を採用すること...

蘆田暢人建築設計事務所

HP屋根の家

東京都大田区, 2016

都内の住宅地に建つ家族3人のための住居。シンプルな平面構成の中にいかに豊かな様相を組み込むことができるかをテーマにした。1階に個室と水廻りをまとめ、2階は大きなワンルームのリビング・ダイニングとしている。光が降り注ぐ大きなワンルームに天井や床の高さを変えていくことで、場所毎...

DABURA.m

WALL DEN

大分県大分市, 2018

林立する壁に孔を穿ち住まう この住宅は、緩と急の上り勾配で二股に分かれる道の間の土地に建つ。敷地の形状は、細長く不整形。この立体的に捩れたような土地に、ランダムに複数の壁が生えては消え、消えては生える光景を思い浮かべた。その壁の群れに、ある瞬間に号令をかけて停止させる。そ...

n o t architects studio / 富永哲史建築設計室

風景を掬う小さなイエ

東京, 2022

東京の住宅街に建つ小さな住宅の提案。 普段、家の周りを歩いていると心を打たれるような風景に出会う機会は少ない。 似たりよったりな家が立ち並び人工的で平凡な町並みが続いてゆく。 だがふとした瞬間に目を凝らすと庭先に植えられている木々や道端に生えている雑草、街...

APOLLO / 黒崎敏

INFINITY

沖縄県国頭村, 2021

普段は北海道で暮らすクライアントが週末やバケーションを過ごすセカンドハウスがあるのは、沖縄の北部にある「GUSHIKU MUI」というマウンテンエリア。丘の上からは目前に広がる広大な海の景色と、背面にそびえる雄大な山の空気感を存分に楽しむことができる。  1階玄関から入ると...

エイバンバ

千石町通り商店街の家

富山県, 2021

「足りないものは、その都度商店街で手に入れる。」 自らも雑貨店を営み、物と生活のありかたを丁寧に考えながら暮らす家族のための住宅である。 住居の範囲を少し商店街に拡張してとらえることで生まれた、ワンルームの空間の中は、水廻りなどの最低限の閉じた部屋以外は、スノコ床や障子であ...

ihrmk

バイパスの湾処

愛知県日進市, 2019

湾処(ワンド) 敷地は日進米野木駅前特定土地区画整理事業として整備が終わったばかりの、建物や人が徐々に集まる新しい住宅地の一角で、30メートルに拡幅された交通量の多いバイパスに面している。 広々と造成された周辺環境に対してどのような構えの建物とするか。 魚などの水生生物の...

ihrmk

ひな壇基礎の家

愛知県日進市, 2017

斜面に寄り添うひな壇基礎 敷地は市内を見渡せる小山の中腹。斜面に合わせた、ひな壇状の断面形状を持つ「ひな壇基礎の家」である。 このひな壇基礎は斜面に沿う形で東から西へ80cmずつ下がる3段で構成した。そして、水廻りを含めた住宅の諸機能を配置した2階を東西へ各々1.8m張...

ihrmk

風景を通す家

愛知県豊田市, 2014

農業振興地域に指定された棚田が南と西に大きく広がる敷地に建つ、家族3人のための住宅である。 南から北へ段々と下がる棚田のつくる断面的環境と、西へ望む鎮守の森へと続がる平面的環境を持つこの敷地に対して、1階では南北への抜けを、2階では東西への抜けを作ることとした。壁、床、天...

林敬一建築設計事務所

田口ハウス

兵庫県西宮市, 2013

住宅密集地の旗竿地に建つ木造3階建ての小住宅である。北側斜線や壁面後退など、法的な制限によって建物の大まかな形状が決められている。旗竿地の竿にあたる部分は巾が2mしかなく、通常ここは道路から建物への単なるアプローチになるしかないのだが、今回は敷地に余裕がなかったので桟橋状の...

n o t architects studio / 富永哲史建築設計室

天気とくらすイエ

東京, 2021

敷地の目の前には、緑豊かな大きな公園があり、人々の散歩道となっています。 公園にいると、天気や季節、時間によって居場所や過ごし方が、一年を通してうつろい続けていきます。 そんな公園での過ごし方のように、うつろい続ける自由な住宅の提案。

松山将勝/松山建築設計室

叙景のすみか

鹿児島県奄美市, 2015

MARU。architecture

間の間の家

愛知県岡崎市, 2016

老夫婦の住宅に同じ市内に住む息子のためのアトリエを併設する計画です。 比較的自律した暮らしを営んできた老夫婦がそれぞれの暮らしを展開するための離散的住居を提案しています。個室の間に屋根を掛け渡して、共用空間をつくります。家族が集まる求心的な団欒空間ではなく、個室と個室の共用...

マウントフジアーキテクツスタジオ

海辺の家

神奈川県真鶴町, 2013

開いた秩序がもたらす空間の流動性と滞留性 真鶴半島の付け根近く、南へ向かって下っていく丘陵地が、いったん勾配を緩める肩のような地形上に敷地はある。周囲を取りかこむ広葉樹を中心とした雑木林の向こうには、太平洋がおおきく静かに広がっている。ここに家族とその友人達が週末を過ごす...

株式会社 GEN INOUE

大屋根が繋ぐSOHO

埼玉県さいたま市, 2017

仕事場と居住空間との間に大屋根をかけ生まれた半戸外空間 平屋の仕事場とスキップフロアーの居住空間を離して配置し大屋根で繋ぎ生まれた半戸外空間は、ダイニングと一体に使うアウターリビングであるのと同時に、住まい手が街と繋がる緩衝空間。 構造階数:木造軸組、2階建て 敷地面積:...

石井大五+フューチャースケープ 建築設計事務所

44:63 - あざみ野の住宅

神奈川県横浜市, 2010

画廊の経営者の住宅。絵などを掛けることを前提に、白を基調とした住宅なりました。 敷地は、四方を家に囲まれた旗竿地となります。 建て直す前は、家と家の距離が近いため、こちらも対面する家も、どちらも、窓を開けづらく、雨戸を閉め切った家もありました。そういう四周に開く...

長崎辰哉/アトリエハレトケ

窓縁の家

神奈川県横浜市, 2011

「段差で実現する暮らしやすさ」 桜並木で有名な河畔に建つ老夫婦のための住処。 旗竿型の変形敷地を活かした建物配置により、表の桜並木に面したアプローチと奥まったプライベートガーデンという二つの屋外空間を生み出している。 現代的で快適な暮らしと共に、①「トオリニワ」「エンガ...

長崎辰哉/アトリエハレトケ

結城の大きな屋根

茨城県結城市, 2010

「重層する風景に浮かぶ大きな屋根」 地方都市の郊外に計画された鉄筋コンクリート造の住宅。 個性あふれる居室群の上に浮かぶように一枚の大きな屋根が架けられており、2mに及ぶ軒の出が住み手と街に対してシンボルとしての「深い影」を落としながら、内外に重層する素材感の異なる生活風...

長崎辰哉/アトリエハレトケ

海辺のブーメラン

千葉県いすみ市, 2008

「海と空を満喫するワンルーム」 太平洋に面した最高の眺望を独占する敷地。そこに建つことの豊かさを最小限の操作で最大限に引き出す事を目指した。 「く」の字に折れた平面に、片流れ屋根を掛けただけの単純な構成だが、その相互作用が屋内にも屋外にも変化に富んだ豊かな居場所を生み出す...

長崎辰哉/アトリエハレトケ

京の四つ屋根

京都府京都市, 2012

「街並みを描き出す四枚の屋根」 円通寺と比叡山に挟まれた閑静な住宅街に建つ木造住宅。 東山魁夷が描いた京洛四季「歳暮る」に触発され、建築であると同時に街並みでもあるような風景を屋根によって描き出すことを目指した。 軸線をずらしながら敷地に浮かぶ四枚の屋根の下には、様々な...

長崎辰哉/アトリエハレトケ

宙庭(そらにわ)の家

東京都武蔵野市, 2018

「暮らしを街へとつなぐ空中の庭」 副都心から電車で20分ほどのベッドタウン。駅前から徒歩で15分ほどの住宅地に建つ5人家族の住まい。一階には玄関と水回りと個室群が並び、家族が集う居場所は二階へと持ち上げられている。 二階は北に対して大きく開かれており、住み手は大窓を開け放...

中佐昭夫/ ナフ・アーキテクト&デザイン

House Connected by Courtyard

東京都, 2020

吹き抜け高さ3階分、広さ16畳のガラス張りの中庭を持つ住宅。部屋同士はその中庭を介してガラス越しで視覚的に接続していて、家族が互いの気配を立体的に感じられる構成だ。中庭には3階まで届く落葉の高木を低木や下草とともに設えてあり、雨を屋根で集めて灌水できるように4本の鎖樋を吊り...

山縣洋建築設計事務所

MK

東京都目黒区, 2020

ご夫婦とお子さん2人の4人家族のための住まい。敷地はなだらかな南斜面にある閑静な住宅地にあり、道路沿いは緑が豊かな街並み。 もとの区画を2分割した間口の狭い奥行のある形状のため、道路側の南側部分と敷地の奥の北側部分で環境的な落差をなくすよう、大きな1つの庭ではなく3つの等価...

荒谷省午建築研究所

高槻の住宅

大阪府高槻市, 2016

1970年代に開発された郊外分譲住宅地での建て替えである。当時の住宅が周囲にまだ多く残ることから、屋根形状や外壁の色等、立ち姿としてはその意匠性を踏襲している。 周囲の住宅を見てみると、法的な制約である1mの壁面後退がつくる敷地の余白は、設備機器や物置などのための、ただの...

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