神谷修平による会場構成「NEW HOME OFFICE 展」 /デザイナート・トーキョー 2020

Shuhei Kamiya / Kamiya Architects
23. 10月 2020
All photos by Neoplus Sixten Inc.

東京の街全体を会場としたデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO」が開幕。4回目となる今年は“POWER TO THE CREATIVES” をコンセプトに、70カ所100組以上の出展者が参加。メイン会場のワールド北青山ビルでは、世界屈指の6つのファニチャーブランドによるホームオフィスの新たなスタイルを再定義する「NEW HOME OFFICE EXHIBITION_働き方の新境地」展がスタートした。

出展ブランドはMuuto、SEMPRE/Vitra、1518、emu、Varier/Shinwa shop、Steelcase/Workplace Solutions Inc.。
会場構成は建築家の神谷修平(カミヤアーキテクツ)が担当し、OSBボードを用いたパビリオン型会場デザインを提案した。横並びではなく円を6分割することですべての企業に広い間口を提供し、個々の展示にも集中しやすい環境をつくっている。
HOME(=住居)の原型の一つといえるモンゴルのゲルにインスピレーションを得たという。
オープニングで挨拶をする神谷修平氏。「円形であることで自ずと回遊性が生まれます。居心地良く楽しんでもらえたらと思います」
神谷氏は隈研吾建築都市設計事務所で設計室長として国内外のプロジェクトを担当後、デンマークにわたりビャルケ・インゲルス率いるBIGにて国際コンペ等を担当するなどの経歴の持ち主。
〈Muuto〉
ニューノルディックを代表するデンマークのブランド。新作と共に温もりのあるホームオフィスを提案。
〈SEMPRE/Vitra〉
LIVINGで働くようなオフィスから、自宅で快適に生産性を上げるワークスペースへ。
〈1518〉
1518(いちごいちはち)は、2020年に設立したばかりの家具を主体としたものづくりのコミュニティー・プラットフォーム。ブースデザインは関 祐介氏が担当。緑色の部分はクロマキー合成を使った仕掛け。オンラインとオフラインとの“バグを起こす”提案だ。
展示されているのはオフィス家具の老舗メーカーノーリツイスのパイプイスのリデザインモデル(ディレクション:横関 亮太氏)など。
〈Varier/Shinwa shop〉
ノルウェー発ブランド。人間工学から生まれたバランスチェアを出展。
〈emu〉
イタリアのガーデンファニチャーブランド。新作家具でつくる新しいワークスタイル“オープンエア オフィス”。
〈Steelcase/Workplace Solutions Inc.〉
オフィス家具のグローバルメーカー。オフィスでのノウハウを活かした快適な在宅勤務環境を提案。
ガーデン部分にはプラグインアーキテクト、東京研究所、ワークショップラボによるソーシャルディスタンスを保つベンチの展示も。

本展は、自宅でのリモートワークの導入により家具やインテリアを今まで以上に見つめ直す機会が増えた今ならではの切り口が魅力。プライス付きで購入できるのも良い。自然光の溢れる開放的な空間の中で、機能性だけでなく遊び心や個性のある一点を探しに足を運んでみてはどうだろう。
【DESIGNART TOKYO 2020・NEW HOME OFFICE展】
会期:2020年10月23日(金)~11月3日(火・祝) 10:00-18:00 
会場:ワールド北青山ビル(東京都港区北青山3-5-10)
詳細:http://designart.jp/designarttokyo2020/
 
Posted by Neoplus Sixten Inc.

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