グローブ・トロッター × モルテーニ “Travel in the wardrobe”

Satoshi Kurosaki / APOLLO Architects & Associates
21. outubro 2020
All photos by Neoplus Sixten Inc.
リリースされたワードローブとトラベルケースは、東急プラザ銀座のグローブ・トロッター 銀座に展示されている。(ワードローブの展示は2020年11月20日まで)
1897年創業、グローブ・トロッターの定番といえるトラベルケース。ヴァルカン・ファイバー製のボディの要所をレザーで包み、極めて強度が高い上に美しいデザインも兼ね備える。そのため冒険家のスコットやヒラリーが数多くの冒険に使用したほか、チャーチルやエリザベス女王も愛用し、007ジェームズ・ボンドも劇中で度々携行している。
店舗2階のビスポークフロアに特別展示されたワードローブ〈The Wardrobe for Globe-Trotter by Molteni&C〉
モルテーニは1934年創業のイタリアの家具ブランド。システム収納で培った世界最高峰と名高い技術開発力をベースに、グループ傘下のキッチンブランド〈ダーダ〉とともに、収納、家具、キッチンまで、住空間のすべてを、ハイクオリティで提供する。
ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンがデザインした〈Gliss Master〉をベースに、黒崎さんがグローブ・トロッターのエッセンスを感じさせるディテールを取り入れた特別仕様を実現した。10台限定の受注生産。
〈The Travel Case by Molteni&C〉 モルテーニカラーともいえるマットグレージュのボディと、アントラチーテ(チャコールグレー)のレザーベルトをまとった100個の限定生産品。
20インチの機内持ち込み可能なサイズだ。
イギリスとイタリアのハイブランドによるダブルネーム。
内張にはキルティングを採用。柔らかさを表現しながら、陰影が深い表情を出している。
100個限定のシリアルナンバー001は黒崎さんが購入した。
アイランドユニットやワードローブのドロワーには、グローブ・トロッターの把手からインスパイアされたオリジナルのレザー把手を備える。レザーにすることで使うほどに手に馴染み、経年変化を楽しむことができる。
そして表面には立体感のあるキュリオ柄のメラミン化粧板を設え、陰影のある表情を出すことでもトラベルケースとの親和性を図った。
ワードローブに納めると、トラベルケースが家具の一部のように存在し、旅に出かける時は引き出しを一つ、そのまま持っていくようなイメージだ。
黒崎敏さん。「旅が始まる前から旅の高揚感、楽しみをスタートさせる『旅の部屋』づくりを提案しました。広めのリビングが必要にはなりますが、リビングの一角にこういった空間を設え、旅と日常、さらには仕事が一体となるような豊かな生活環境づくりが大切ではないでしょうか。もちろん今は簡単に旅に行くことができませんが、コロナ禍が収まったあと、旅先で何を着ようか、何を持って行こうか想像力を膨らませながらその時を待ちたいと思います。」
【Globe-Trotter × Molteni&C "Travel in the wardrobe"】
会期:2020年10月1日(木)~ 11月20日(金)
会場:グローブ・トロッター 銀座(東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座1F)
営業時間:11:00〜20:00
詳細:https://jp.globe-trotter.com/news/globe-trotter-molteni/

Posted by Neoplus Sixten Inc.
 

Outros artigos nesta categoria