電気不足時代の突然の到来は、これまで過剰なまでのエネルギーを享受してきた人々の意識を変える。

本当に今、リスクを負ってまでエネルギーが必要なのだろうか。

エネルギーをかき集めるのではなく、無駄なエネルギーの見直しから始めるべきではないのだろうか。

これは地球温暖化防止のための省エネルギーを主張してきた人々の本気度を測る試金石ともなる。

もちろん急に電力を削減できない業種もあるが、あらゆる業種で可能な限りチャレンジすることが、国際的な評価にも反映する。

まず、家庭から始めよう。

照明だけでも様々なアプローチが考えられる。

1.“Hardware”からのアプロ―チ

LED電球に交換し、調光と人感センサーを活用しよう。

54Wの白熱電球を8WのLED電球に交換すれば85%の節電となる。

調光と人感センサーの活用はさらなる節電を加速する。

調光は最適な光環境の創造を可能にするし、人感センサーは将来訪れるであろう自動制御につながる。

住宅全体の照明では、これらだけでも30%程度の電力削減が期待できる。

2."Life-Style"からのアプローチ

どの部屋で何を行うのかをはっきりさせよう。

その用途に必要な光環境が明確になれば、どの照明をどの程度の明るさで点灯するのかが明確になり、無駄な照明を消灯することができる。

個人の多様化と家族の集約化のバランスを図ろう。

同じ部屋にいれば、点灯する照明は少なくて済む。

3.“Mind"からのアプローチ

最適な明るさを常に意識しよう。

明る過ぎることは悪である。

照明の消し忘れに注意しよう。

無駄な点灯は悪である。

心地よい暗さを堪能しよう。

暗さをガマンすることは悪である。

 
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