プロジェクト

IKDS

ガーデンパサージュ広尾

東京都渋谷区, 2001

東西に90m、高低差13mに渡る敷地において、立体的に連続するテラスハウス構成と、道路から見て奥側にある住戸へのプローチとなる路地空間〜パサージュをガーデンと見立てた潤沢な共有空間、さらに断面構成の工夫によりエントランスや駐車場を計画した集合住宅。各住戸は、構造形式の検討に...

株式会社ワークテクト

鮨しのぶ

東京, 2017

こぢんまりとした隠れ家的な鮨屋です。主役である鮨を邪魔しないよう、新鮮な魚がよりおいしそうに見える照明を心掛けました。

ihrmk

はつせ三田

東京都港区, 2019

大きな家 一般的に、オーナー住戸付き賃貸住宅は最上階にオーナーが住み下階を賃貸住戸とすることが多い。ここでは再開発で引越しを余儀なくされたオーナー一家のために、設えられた「オーナー住戸」に皆で住むのではなく、将来の家族構成や社会の変化に耐えられる新たな住まいを提案することと...

ihrmk

バイパスの湾処

愛知県日進市, 2019

湾処(ワンド) 敷地は日進米野木駅前特定土地区画整理事業として整備が終わったばかりの、建物や人が徐々に集まる新しい住宅地の一角で、30メートルに拡幅された交通量の多いバイパスに面している。 広々と造成された周辺環境に対してどのような構えの建物とするか。 魚などの水生生物の...

ihrmk

ひな壇基礎の家

愛知県日進市, 2017

斜面に寄り添うひな壇基礎 敷地は市内を見渡せる小山の中腹。斜面に合わせた、ひな壇状の断面形状を持つ「ひな壇基礎の家」である。 このひな壇基礎は斜面に沿う形で東から西へ80cmずつ下がる3段で構成した。そして、水廻りを含めた住宅の諸機能を配置した2階を東西へ各々1.8m張...

ihrmk

素木地の治療院

愛知県豊田市, 2016

素木によって素地の間をつくる 豊田市内の大きな国道沿い、所謂ロードサイドの風景が広がる場所に建つ小さな治療院である。 ここでは1階床はベタ基礎による土間あらわし、2階床は構造面材としての杉無垢板パネルをそのまま使用。1階2階の天井はそのまま梁あらわしとして仕上げを省き、...

ihrmk

はなれのはなれ

東京都港区, 2015

都市の小地形に棲む このプロジェクトの「敷地」は東京都心部に建つ築35年のRC造医院併用住宅の一角にある車庫と、近接するワンルームマンションの一室である。 車庫を、仕事場を兼ねた居間のある土間へと改変し、ワンルームマンションを寝室として賃借、それらをつなぐ道路を大きな外廊...

ihrmk

風景を通す家

愛知県豊田市, 2014

農業振興地域に指定された棚田が南と西に大きく広がる敷地に建つ、家族3人のための住宅である。 南から北へ段々と下がる棚田のつくる断面的環境と、西へ望む鎮守の森へと続がる平面的環境を持つこの敷地に対して、1階では南北への抜けを、2階では東西への抜けを作ることとした。壁、床、天...

STGK Inc. | スタジオ ゲン クマガイ

JR横浜タワー

神奈川県横浜市, 2020

「横浜駅で見つける自分の居場所」 JR横浜タワーは、横浜駅西口駅ビルの建て替えプロジェクトです。それと同時に、横浜市により策定された横浜駅周辺のまちづくり計画「エキサイトよこはま22」のリーディングプロジェクトとして、横浜駅西口のシンボルとなる施設です。延床面積は約1...

添田建築アトリエ/添田貴之

きぬばし薬局

栃木県宇都宮市, 2012

既存のクリニックに道路をはさんで隣接する調剤薬局の計画。 敷地は郊外の市街化調整区域で、南側には幹線道路が通り、駐車場・調剤薬局・住宅の順に配置されることが前提であった。 駐車場と調剤薬局の間には高さ1m程の段差があり、駐車場の安全性や法規を考慮して段差部分には頑丈な塀をた...

小山光/Key Operation Inc.

関内の集合住宅

神奈川県, 2021

関内駅から徒歩3分の不老町の交差点に面する角地に計画された集合住宅。 この敷地には元々、横浜防火帯建築として知られる「不老町2丁目第一共同ビル」という宮内建築設計による小さな県公社共同ビルが建っていた。交差点を挟んで反対側には横浜文化会館のPFI再整備事業としてメインアリー...

株式会社ワークテクト

シエリアタワー仙台青葉通

仙台, 2021

土地の記憶と、地域の特性をそのまま室内に取り込み、それがまたこの場所の特徴となるようなデザインを心掛けました。照明設計として目指したことは、自然の中で感じる四季の移ろいや日の光と共にある私たちの生活が、室内にいてもそのリズムの中に違和感なく溶け込めるよう設計しました。

林敬一建築設計事務所

田口ハウス

兵庫県西宮市, 2013

住宅密集地の旗竿地に建つ木造3階建ての小住宅である。北側斜線や壁面後退など、法的な制限によって建物の大まかな形状が決められている。旗竿地の竿にあたる部分は巾が2mしかなく、通常ここは道路から建物への単なるアプローチになるしかないのだが、今回は敷地に余裕がなかったので桟橋状の...

n o t architects studio / 富永哲史建築設計室

Triplet

Tokyo, 2017

n o t architects studio / 富永哲史建築設計室

天気とくらすイエ

東京, 2021

敷地の目の前には、緑豊かな大きな公園があり、人々の散歩道となっています。 公園にいると、天気や季節、時間によって居場所や過ごし方が、一年を通してうつろい続けていきます。 そんな公園での過ごし方のように、うつろい続ける自由な住宅の提案。

n o t architects studio / 富永哲史建築設計室

神保町の古書店

東京, 2021

神保町靖国通りに面したビルの1階に入る古書店です。 お店にあるのは一枚の長い壁。 壁は曲線を描き店内にさまざまな居場所を生み出しながら外へ伸び、ビルをくるみ、うっすらと周囲の色や商品、人の動き、天候をうつしこみます。 それらの要素がうつろいながら互いに混じり合う事でそ...

n o t architects studio / 富永哲史建築設計室

万年橋たかやまクリニック/万年橋薬局

東京, 2019

松山将勝/松山建築設計室

叙景のすみか

鹿児島県奄美市, 2015

MARU。architecture

土佐市複合文化施設

高知県土佐市, 2019

図書館、ホール、公民館、郷土資料展示、社会福祉センター、商工会の6つの機能を合わせた複合文化施設です。 土佐市高岡町は、旧街道である中村街道沿いの市場町として、藩政時代には人と モノが活発に行き交った歴史のあるまちです。現在も商店街を中心に、お祭りや日 曜市などの文化が「...

MARU。architecture

松原市民松原図書館

大阪府松原市, 2019

松原市には、農業用水を確保する為のため池や住宅地の中に点在する巨大な古墳の風 景があります。これらは、人間の手でつくられた「人工物」でありながら、永い時間を経ることで、あたかも「自然物」のように街の日常的な風景となっています。本計画は、ため池の一画が敷地として設定されており...

MARU。architecture

みやこのじょう児童学園

宮崎県都城市, 2019

みやこのじょう児童学園は、こどもの自発性を大切にし、知的活動の基礎となる五感の発達を助ける「モンテッソーリ教育」を展開する認定こども園です。モンテッソーリ教育において、こどもたちがやりたいことを自ら選び取るように、「こどもたちが過ごしたい場所を自ら発見できる」多様な居場所が...

MARU。architecture

二重窓の集合住宅

東京都大田区, 2017

昼夜を問わず車が走り抜ける環七通りに面して建つ集合住宅です。通りから住環境を守ると同時に、街環境にも寄与する建築を考えました。 敷地なりに雁行する住戸の外壁の外に、大きな壁をもう一枚立てます。住戸の窓と外側の大きな壁に開けた孔がずれることで、道路を走る車の背を視覚的に遮断し...

MARU。architecture

間の間の家

愛知県岡崎市, 2016

老夫婦の住宅に同じ市内に住む息子のためのアトリエを併設する計画です。 比較的自律した暮らしを営んできた老夫婦がそれぞれの暮らしを展開するための離散的住居を提案しています。個室の間に屋根を掛け渡して、共用空間をつくります。家族が集まる求心的な団欒空間ではなく、個室と個室の共用...

MARU。architecture

海のコテージ

愛媛県今治市大三島町, 2016

みかん栽培と養蜂を営むクライアントの自邸に隣接する、大三島の風土や暮らしを楽しむことのできる滞在型の宿泊施設です。 情報に網羅され、世界中から物資が輸送される今、土地固有の風土や場所性が見直されつつあります。それは風景であったり、コミュニティであったり、簡単に何処か別の場所...

佐々木龍一/佐々木設計事務所

SHIKISM

2020

SHIKISM 東京の都心から列車で約30分に位置する、埼玉県志木市駅から徒歩圏内の商業ストリートに面して建つ鉄骨造地上4階地下1階建て商業テナントビル。 敷地のある志木市は、江戸時代に新河岸川の舟運により河岸が商業地として栄え、現代としては、東武東上線の主要の駅として発...

マウントフジアーキテクツスタジオ

海辺の家

神奈川県真鶴町, 2013

開いた秩序がもたらす空間の流動性と滞留性 真鶴半島の付け根近く、南へ向かって下っていく丘陵地が、いったん勾配を緩める肩のような地形上に敷地はある。周囲を取りかこむ広葉樹を中心とした雑木林の向こうには、太平洋がおおきく静かに広がっている。ここに家族とその友人達が週末を過ごす...

エイバンバ

テイクオフサイト

東京都立川市, 2020

東京都立川駅前にオープンした、GREEN SPRINGSの一画にある複合施設。立川飛行機を前身とする立飛グループが戦後に製作したR-HM型飛行機の実機(修復機)を展示するほか、立川・多摩地域の企業の製品を集めたセレクトショップ「TAKEOFF SHOP」、レンタルスタジオ、...

GEN INOUE

大屋根が繋ぐSOHO

埼玉県さいたま市, 2017

仕事場と居住空間との間に大屋根をかけ生まれた半戸外空間 平屋の仕事場とスキップフロアーの居住空間を離して配置し大屋根で繋ぎ生まれた半戸外空間は、ダイニングと一体に使うアウターリビングであるのと同時に、住まい手が街と繋がる緩衝空間。 構造階数:木造軸組、2階建て 敷地面積:...

シーラカンスアンドアソシエイツ

高志の国文学館/ラ・ベットラ・ダ・オチアイ富山

富山県富山市, 2012

この計画は、富山市中心部の松川沿いに位置する旧県知事公館を改修し、新たに展示棟を増築することで万葉の時代から続く越中文学に関する文学館として再生するものである。ここでは、旧知事公館を屋敷、展示棟をそれに付随する蔵として位置づけ、既存の建物と庭を尊重しながら新しい空間の形成を...

石井大五+フューチャースケープ 建築設計事務所

44:63 - あざみ野の住宅

神奈川県横浜市, 2010

画廊の経営者の住宅。絵などを掛けることを前提に、白を基調とした住宅なりました。 敷地は、四方を家に囲まれた旗竿地となります。 建て直す前は、家と家の距離が近いため、こちらも対面する家も、どちらも、窓を開けづらく、雨戸を閉め切った家もありました。そういう四周に開く...

IKDS

日刊木材新聞社

東京都江東区, 2020

75年の歴史を持つ新聞社により新社屋として深川木場に建設されたオフィスビル。密集した市街地で防災と木質化を両立させる都市木造の実現に自ら取り組んだ、木質建築の新時代に向けたメッセージの発信でもある。

IKDS

今様組格子の間

東京都, 2020

低層マンションのインテリア改修。空と緑を感じつつ、周辺建物に対する徹底的な視線の制御を目的に、調度品との完璧な調和を目指しつつ、組子パネルとテキスタイルによる多層のスクリーンを設え、くつろぎの場を構築した。

IKDS

湖のホテル リノベーション

山梨県富士河口湖町, 2017

河口湖をのぞむ山の斜面に位置する湖の(みずの)ホテル、施設の老朽化を刷新した大規模リノベーション。既存建物で法適合性に欠ける部分は減築し、温かみのあるテイストを踏襲しつつ新たな空間要素を加えた。 低層マンションのインテリア改修。空と緑を感じつつ、周辺建物に対する徹底的な視...

長崎辰哉/アトリエハレトケ

窓縁の家

神奈川県横浜市, 2011

「段差で実現する暮らしやすさ」 桜並木で有名な河畔に建つ老夫婦のための住処。 旗竿型の変形敷地を活かした建物配置により、表の桜並木に面したアプローチと奥まったプライベートガーデンという二つの屋外空間を生み出している。 現代的で快適な暮らしと共に、①「トオリニワ」「エンガ...

長崎辰哉/アトリエハレトケ

結城の大きな屋根

茨城県結城市, 2010

「重層する風景に浮かぶ大きな屋根」 地方都市の郊外に計画された鉄筋コンクリート造の住宅。 個性あふれる居室群の上に浮かぶように一枚の大きな屋根が架けられており、2mに及ぶ軒の出が住み手と街に対してシンボルとしての「深い影」を落としながら、内外に重層する素材感の異なる生活風...

長崎辰哉/アトリエハレトケ

海辺のブーメラン

千葉県いすみ市, 2008

「海と空を満喫するワンルーム」 太平洋に面した最高の眺望を独占する敷地。そこに建つことの豊かさを最小限の操作で最大限に引き出す事を目指した。 「く」の字に折れた平面に、片流れ屋根を掛けただけの単純な構成だが、その相互作用が屋内にも屋外にも変化に富んだ豊かな居場所を生み出す...

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