プロジェクト

荒谷省午建築研究所

摩耶の住宅 Renovation

兵庫県, 2020

築約50年の住宅のリノベーション。親世帯が住む母屋につながる小さな離れを子世帯のためにリノベーションした計画。中廊下の周囲に個室が並ぶ従前のプランから、中廊下を耐震壁となるよう反転させてワンルームとしたプランニング。天井を剥がして小屋組みを見せ、小さいながらも奥行きと広がり...

荒谷省午建築研究所

目神山の住宅

兵庫県, 2019

老朽化した住宅の建替計画。敷地内の前庭やアプローチを残しつつ、様々な内部と外部との関係が生まれるように敷地全体に及んで建物を配している。大小のボリュームが少しずつ雁行しつつレベル差を持って連なり、それらを一筆書きの勾配屋根が覆っている。囲まれた中庭を閉じることなく、別の庭と...

荒谷省午建築研究所

登美ヶ丘の住宅

奈良県, 2017

敷地と道路との高低差を利用して各室をスキップさせ、それらを中央の階段でつないだプランを持つ住宅。それぞれのスペースが独立しながらも大きなワンルーム空間となっている。その階段下には薪ストーブが置かれ、文字通り火を取り囲むようなプランとなっている。

荒谷省午建築研究所

UNICO bldg.

兵庫県, 2016

リハビリ特化型デイサービスとメンタルクリニックの複合ビル。 外壁を通光性断熱材を挟んだダブルスキンとすることで、まんべんなく間接光を取り入れている。 インテリアに壁面緑化を施し、利用者に安らぎをもたらす設えとしている。外装の型板ガラスは凹凸面を外側に使い、ガラスでありながら...

WhO

Wall Art

アートを通じて美を追求する壁紙ブランド「Wall Art」 ポーランドの芸術家たちの織りなす色彩は、見る人の心に響き、想像力を掻き立てます。 筆のタッチや緻密な描写などアーティスティックな表現が忠実に再現されたデザインは、美しく特別な空間を創造します。 https://wh...

松下進建築・照明設計室

KAWASAKI DELTA

神奈川県川崎市, 2021

JR川崎タワーオフィス棟照明計画: KAWASAKI DELTA内のJR川崎タワーオフィス棟の外観・外構照明計画を担当した。 隣接するホテルメトロポリタン川崎との統一性を保ちながら、オフィス棟として落ち着きのある照明デザインとしている。 線路側に突き出す階段状のテラス...

邸宅巣箱 / 早坂直貴+斧田裕太

家型礼讃

神奈川県鎌倉市, 2022

これは家型の力を用いて「住まう意志」を結晶化させた住宅である。 古くから使い尽くされてきた家型。その効用は数え切れない。家型を用いることは、まず町並みに馴染ませるための常套策である。そして雨仕舞の合理性から、山間では特に信頼できる形式である。このように家型は、第一に実務面...

石川淳建築設計事務所

OUCHI-49

東京都, 2022

与条件はミニマルデザインで内外を作る事と少々大きめの四輪駆動車を建物前に駐車できる事、リビングは1階に置きつつプライバシーに配慮し、数段のスキップフロアでダイニングとリビングを別けた空間にしたい、という事でした。敷地は4m巾の道路から1mほど上がったレベルにあり、東京都の厳...

佐藤宏尚建築デザイン

Atami Beachside Hotel

静岡県熱海市, 2022

熱海サンビーチを望む新築ホテル(現 Rakuten STAY Atami)。眼前で熱海の花火大会が行われる。この眺望を活かすべく、丁寧な設計を心がけた。 中間梁(ほぼ逆梁)を採用し、すべての窓を梁型のない開放的な開口部としている。 テラスの床レベルは室内の床よりも下げ、...

佐藤宏尚建築デザイン

GINZA SIX Net Worth Cafe

東京都中央区, 2018

GINZA SIX内にあるオフィスの内装。 最大の特徴は、エントランス兼会議スペースを 来客を迎え入れるカフェ空間としたこと。 来客を歓迎するアーチをモチーフに、限られた閉鎖的な空間にできるだけ広がりを与え、気軽に立ち寄れる心地よいスペースとした。 照明は、モードによ...

藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト

田井の家

岡山県玉野市, 2019

数年にわたり豊かな環境を求めて土地探しを行い、この山間の地にたどりついた。 要望としては、この環境を活かした暮らしと、アレルギーを持つ子供がのびのびと暮らせる住まいであった。この山間の自然豊かな環境に溶け込み、風景の一部になるような建築を目指した。 奥行の浅い敷地の為、...

MMAAA / 三木達郎 + 本橋良介

平河町のオフィスビル

千代田区, 2023

表通りからは一本入った、麹町から永田町に向かって下る貝坂の途中に敷地はある。周辺の道路、地形、土地の区画を観察すると、敷地の南側の上空には大きな空所が広がり、かつ隣地は2方向から道路斜線を受けて高い建物が建てられないことが分かったので、計画する事務所ビルの上部は南に間口を大...

石川淳建築設計事務所

OUCHI-48

福島県, 2021

猫も「出勤」する事務所併用住宅。 依頼主は猫を飼っている士業のご夫婦で、夜遅くまで事務所で働き、遅い帰宅の生活でした。これでは留守番の長い猫たちもかわいそう、又ご自身たちも家でくつろぐ時間が少ないとの思いに至り、職住接近できる事務所併用住宅の建設を思い立たれました。 ...

オーガニックデザイン

ノグチカンパニーハウス

東京都, 2020

荒川沿いに本社を持つ地域企業の社宅+住宅を、長屋のスタイルで計画。 地方からの新卒者が安心して入社できる環境づくりをすることが、若手獲得に必須であるという社長の見解をもとに、計画建物は、若手向き社員寮と社長宅を隣接させている。一般的な企業では社長と新入社員の距離は遠くなりが...

藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト

真備町の家Ⅲ

岡山県倉敷市, 2021

真備町の家Ⅱに続き、西日本豪雨により被災された家族の住宅である。 災害により石垣で囲われた土地の上に建つ住宅は屋根まで浸水したが、頑丈な石垣の敷地と桜やモクレン等の樹木は浸水に耐え、力強く生き残った。 この敷地に、家族と息子夫婦とその子供合わせて八人が暮らす二世帯住宅を計...

シーラカンスアンドアソシエイツ

恵比寿SAビル

東京都渋谷区, 2017

平日・休日ともに交通量の多い駒沢通りと、子どもたちの遊ぶ声が響く恵比寿公園に挟まれた敷地に、教会・住居・テナントオフィスからなる10階建ての複合建築を設計した。駒沢通りではテナントビルの建替えが各所で起きており、これからも増えていくのではないかと予想される。その中に布石を打...

アトリエブンク

芽室町役場

北海道河西郡芽室町, 2021

十勝地方に位置する芽室町の役場庁舎である。まちの中心と公共施設群の結節点となる敷地を生かし、歩いて回れるまちづくりの核となる開かれた庁舎を目指した。 限られた敷地に正方形プランを重ねた表裏のないデザインで、3階をセットバックさせて周囲の住宅スケールに馴染む佇まいとした。四周...

アトリエブンク

鷹栖地区住民センター

北海道上川郡鷹栖町, 2019

北海道内陸の旭川市に隣接する鷹栖町は、旭川のベッドタウンとしてふたつの地区が市街地を形成し、3つの地区が農村部に点在する。本計画は中心市街地にある鷹栖地区の住民センターの建て替え計画である。鷹栖地区の公民館機能を保持しつつ、すべての鷹栖町民が利用できる図書館機能を兼ね備え、...

アトリエブンク

黒松内町庁舎耐震改修・防災センター

北海道黒松内町, 2015

築50年以上になる役場庁舎の大規模改修( 耐震・断熱性向上 )と防災センターの増築である。既存庁舎は緑の板金屋根と赤橙のレンガ壁が印象的な外観であり、本計画でも町の条例に基づいた濃緑の勾配屋根を採用することが求められた。既存庁舎のRC躯体及び木造の小屋組を残すことを与条件に...

藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト

高梁の家

岡山県高梁市, 2019

敷地は岡山県高梁市内、備中松山城の城下町の一角であり伝統的な街並みを残した通りからほど近い場所に位置している。 計画前に敷地を訪れると、高梁の街並みを彷彿とさせる立派な蔵や日本庭園、そして控えめな佇まいの平屋建ての住宅が残っていた。クライアントは、この広い敷地を有効に利用...

MMAAA / 三木達郎 + 本橋良介

双葉町のアパートメント

東京都板橋区, 2020

街の共用部としてのimpasse この建物は東京の西郊外、環状7号線と中山道から入った住宅地に位置する。 建蔽率が60%、容積率が300%の指定なので、都市計画が誘導するこのエリアのイメージは住環境を担保する40%の空地を残しつつ中高層の建物が並ぶ風景だろうか。実際には敷...

APOLLO / 黒崎敏

ESPACE

東京都品川区, 2022

敷地は都心エリアの住宅地。北側道路の一角に建つ「ESPACE」は、40代夫婦が暮らす木造2階建ての小住宅である。 互いにライフスタイルのセンスに長けたクライアントは、必要以上にモノを持たないミニマリストでもあり、コンパクトな敷地でもプライバシーに配慮した、広さより広がりのあ...

中佐昭夫/ ナフ・アーキテクト&デザイン

津久井ヶ丘幼稚園

神奈川県, 2022

1979年に開園したこの幼稚園は、相模原市津久井地区の高台にある。これまで多くの園児たちを迎え入れて地域に親しまれてきたが、増改築や老朽化で様々な不具合が生じていたこともあり、将来を見据えて建て替えることになった。 津久井地区は相模原市の中で最も面積が広く、幾つもの川...

永山祐子建築設計

YAMAGIWA OSAKA

大阪府大阪市, 2022

照明業界で100年の歴史を誇るYAMAGIWAの大阪ショップ・ショールーム「YAMAGIWA OSAKA」の移転リニューアルのプロジェクトです。 亀倉雄策デザインの YAMAGIWA のロゴマークに象徴される放射状に広がる光線のイメージから、空間を繊細な線の集合体で構成しま...

NKS2 architects

苅田の住宅

福岡県苅田町, 2022

都市郊外の住宅地に建つ、夫婦二人のための住宅である。夫婦の居住空間がメインであるが、クライアントの仕事や趣味に関係する来客が多く、大人数を収容できる広い室内空間と、パーティーなどにも対応できる開放的な屋外空間が求められた。 敷地に近接して住宅やアパートが建て込んでおり、こ...

邸宅巣箱

ポジティブ・イミテーション

神奈川県横須賀市, 2022

イミテーショナルな素材には、「使わざるをえなかった」という弁明が付き纏うのはなぜだろう。圧倒的なクオリティまで昇華した模造品をみるとき、むしろその背後にある製造者の企業努力や技術力が透けてみえて、感動することはないだろうか。イミテーションを素直に肯定することでデザインの可能...

藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト

御津の家

岡山県岡山市, 2022

岡山市北区に建つ、30代前半の若いご夫婦と一人のお子さんための住宅である。(将来二人目を予定)敷地は、市内中心部から北に位置し少し古い住宅街の一画。近くにはクライアントご主人の実家があり、幼少期の頃から遊び場にもなっていた馴染み深い場所である。敷地からはどの方位でも遠くに緑...

藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト

関の家

岡山県岡山市, 2020

岡山市内の閑静な住宅街に建つ、家族四人が暮らす住宅である。 敷地は南側道路に面し東西方向に長いため、自然エネルギー(太陽熱)を効率よく享受できるように思えた。 日々忙しく働かれるクライアントが、在宅時に心からくつろげるような美しく、かつ元気な子供たちがのびのびと心地よく過...

藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト

牛窓の家

2018

定年を機に関東から移住されたご夫婦二人暮らしの住宅。 温暖な気候と災害が少ないという点から岡山県の南西部、瀬戸内市牛窓町に決められた。 敷地は瀬戸内海にほど近い、町の分譲地。 ご夫婦は海外生活が長く、その土地土地で購入された家具や雑貨、絵画をたくさん持たれている。 余生を過...

藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト

南区の離れ

岡山県岡山市, 2017

岡山県南部の開発後約四十年ほどが経過した閑静な住宅地に建つアトリエ(住宅)。 周辺には切妻屋根が連なり、中国地方特有の壁材である焼杉板の外壁が続く風景が在る。 面積は約二十坪とかなり制約のある敷地の中で、暮らしを意識したアトリエを考えた。 外観は周りの風景に馴染む様に切妻屋...

藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト

二つ庭の家

岡山県岡山市, 2016

岡山の中心部、大学のキャンパスが近くにある住宅地に建つ住まい。 街中住宅のプライバシーの確保のため、プライベートな庭を囲むL型のセミコートハウスの住まいを考えた。 北側の山々からの緑の連なりを意識し、北側にも庭を配置した。 家のどこに居ても庭を楽しめ、家族の気配が感じられる...

藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト

白石の住居

岡山県岡山市, 2014

新しく分譲された一般的な住宅街に建つ住まい。敷地は比較的ゆったりとしている。 仕事で忙しくされているご夫婦とその子供2人が、日々の雑踏を感じずくつろげる家を求められた。 雑踏を感じさせないように、プライベート空間とパブリック空間をきちんと分けることを意識し、分けつつもつなが...

土田拓也/no.555 一級建築士事務所

SKF / FLAT369

東京都世田谷区, 2021

東京都内中心部の住宅街に取り残された車を3台縦に並べる程度の細く長い敷地。ここに、6部屋の共同住宅を計画。 奥行きがなく、各階共に横への動線が取れない為、縦同線(階段)を2つ設けることで、横動線を最初限に抑えている。 クライアントは4部屋を求めていたが、各部屋が細く長い空間...

MMAAA

茅ヶ崎の段床

神奈川県茅ヶ崎市, 2019

旧くからの友人である施主は三人家族、いわゆる地主の筋で代々この土地に暮らしている。 この建物の隣接地も家族が所有する土地なので、ゆったりとした庭に面した住宅を望むのかと思いきやそんなことはない。実家の広大な庭の管理がトラウマになっているので、木は一切植えずにドライな外部空間...

アラキ+ササキアーキテクツ

密集市街地の光階段

東京都北区, 2023

密集市街地のささやかな恩恵を最大化すること 密集市街地の幅3.3mの北側前面道路と1.3mの南側路地に挟まれた、わずか45㎡の敷地に建つ建築面積26㎡の4人家族のための住宅である。南側の僅かな空地に、狭いながらも光環境を整えられる手がかりを感じる敷地であった。狭小密集地で最...

アラキ+ササキアーキテクツ

極楽寺の家

神奈川県鎌倉市, 2019

敷地は谷戸が枝分かれした突先の変形旗竿地に位置し、北側の擁壁は太陽光を受けて明るく、周辺の植生が豊かに育っていた。 現代美術家の施主夫妻は、敷地環境を気に入り、住居機能だけでなく制作活動の場や人を招き入れる家を望まれた。 計画においては、空間で場を統制する考えではなく、擁壁...

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