プロジェクト

工藤和美 + 堀場弘 / シーラカンス K&H

甲佐町営白旗団地 甲佐町営乙女団地

熊本県, 2019

熊本地震の発災直後は、被災者の多くが避難所での生活を余儀なくされ、現在でも応急仮設住宅やみなし仮設住宅など一時的な住まいでの生活が続いている。甲佐町はすまいを失った被災者のために、安全・安心に暮らすことができる環境づくりとして、町の中心部および白旗・乙女地区に復興拠点や災害...

APOLLO / 黒崎敏

TIMELESS

東京都, 2021

東京の中心部にある閑静な住宅街の一角に建つ住宅。 この場所で永く暮らす建主は3人の子供達の独立を機に、夫婦としてのシニアライフを見据えて建替えを希望した。 角地の特性を生かした建物ファサードは杉板型枠コンクリート打放しの外壁で、マッシブなボリュームを二段に積み上げたような...

クル | KURU Co., Ltd.

中京の家

京都府京都市, 2018

(I House) クライアントは旧知の仲でもあるデザイナーであり、カナダ人のご主人もアーティストという美意識の高いご夫婦。 学生時代に過ごした京都を定住の地に選ばれ、間口7m奥行34mの細長い敷地にクライアント自らプランニングした住宅の設計をサポートしてほしいとの依頼...

クル | KURU Co., Ltd.

M House

奈良県奈良市, 2018

自然と共に在るための家 敷地は住宅街にあって、貯水池に面する旧農地。表通りにはわずかに接するだけの旗竿地で、南西に広がる池面が豊かな自然を感じさせるに十分でした。この自然環境を十分に取り入れたマチエールのある建築を目指しました。 建物は最も単純な矩形とし、長辺を池に面す...

直井建築設計事務所

Courtyard House

千葉県, 2021

敷地面積約470m2に、家族3人と犬が暮らす住宅+車3台を収納できるインナーガレージをつくるという計画である。周辺には高層マンションも立ち並ぶため、いかに開きながらプライバシーを確保するかというのがテーマになった。 敷地の奥にコの字型に住宅を配置し、道路側にガレージを配置...

直井建築設計事務所

House in Hayama

神奈川県, 2021

神奈川県葉山町に建つ家族4人のための住宅です。 海は見えないものの、葉山特有の海と山に囲まれた自然豊かな環境です。そのような環境を活かし、内にいても外にいても自然を感じられる空間を目指しました。1階にLDKを配置し、2階に個室と水回りを配置しました。サーファーでもあるご主...

直井建築設計事務所

WRS House

東京都, 2020

敷地の高低差を利用した地下+地上2階の都市型住宅。木、コンクリート、鉄の混構造が特徴となっている。地下からのコンクリート壁を延長し、1階を囲む塀として利用している。その内側に入れ子状に木造の2階建てを造ることで、プライバシーを確保した。リビング&ダイニングキッチンのある1階...

西田司/ オンデザインパートナーズ

小さな居場所の家

神奈川県逗子市, 2018

この小さな住宅は1冊のスクラップブックから始まりました。小さいスペースでも良いからたくさんの部屋が欲しい。 そこで過ごす自分だけのお気に入りの時間が過ごせる豊かさが求められていました。この個性的な小さな居場所での出来事が、クライアントの要望であるアーチの空間を活...

廣部剛司建築研究所

PHASE DANCE

静岡県伊東市, 2019

計画地は鬱蒼とした樹木に覆われた傾斜地であった。別荘地として1970年頃に開発されたものの、今まで一度も建築行為のなされることがなかった区画であった。何度か敷地を訪れるうちに一本のヒメシャラの大樹が持つ存在感に惹かれ、伐採せずに共存する方法を模索し始めた。地区協定で決められ...

田中俊彰設計室

下関の家

山口県下関市, 2018

田中俊彰設計室

湯布院の別荘

大分県湯布院町, 2013

山縣洋建築設計事務所

USⅡ

埼玉県, 2021

5年の歳月を経て2つの家をつくった。 1つ目の家USは5年前に竣工したご両親の家でご主人のお母さんとの2世帯住宅だった。 2つ目の家USⅡはご実家の隣地につくられたご長男家族のための住まいである。敷地は18坪しかないため、建蔽率いっぱいの3階のボリュームを道路側に寄せて配置...

KEN一級建築士事務所 / 甲村健一

花筏の家

神奈川県, 2022

南北を緑で囲まれた和の佇まいを感じる住宅です。くの字の大屋根を架けることで、おおらかな軒下空間を生み出し内外を繋げます。 詳しくはホームペ...

アカサカシンイチロウアトリエ

サンドウィッチ・ノイエ

北海道札幌市, 2019

札幌市中心部を望む敷地は、藻岩山の麓にひな壇状に広がる住宅街のほぼ上端に位置している。デザイン事務所を営むクライアントからは、三つの明確な要望が寄せられた。一つは敷地内にある既存樹木をできる限り残すこと。二つめは敷地よりも2.5m程高いレベルにある南側前面道路から住宅内へ人...

東海林健建築設計事務所

komi house

Niigata, 2020

敷地は新潟県胎内市下高田。 市街地から少し離れ、海岸線に近い、農村集落内にある畑の一部を農地転用した100坪である。その土地に夫婦と子供3人が暮らす住宅を計画した。 求められたことは、 沢山の来客に応えられ、みんなで遊べる環境の整備。 サッカーやテニスなど子供たちがスポー...

空間研究所/篠原聡子

ゴカク軒

京都府南丹市, 2021

京都市内から車で1時間半の南丹市美山に建つ住宅。建主の子供が小学生の時にこの地で山村留学を行っていて、卒業後も長期休暇の際に遊びに来ていたため親も地域の住民と顔なじみの間柄となり、里山のコミュニティに参加していた。その経緯から、2拠点目の住処をこの地につくることとなった。 ...

空間研究所/篠原聡子

船橋海神 STYLE HOUSE 2

千葉県, 2004

150坪ほどの一宅地に道路を挿入し5つの区画に分割したいわゆる「ミニ開発」である。 「ミニ開発」といえば、間口を小さく区切り、ペンシル型の住宅が並び、そのほとんどが評判のよくないものである。ここでは道路を中央にいれ、パブリックな公園の中に点在する住宅をイメージし、4棟の配置...

空間研究所/篠原聡子

Y-HOUSE

千葉県, 1996

計画地の真ん中には築100年の農家があり、これがこの敷地の母屋である。田舎の昔の家だから南側の日当たりの良いところに12畳、10畳、10畳の続き間があって、冠婚葬祭用に当てられていた。人が集まるのには良いが、家族の居住スペースはすべて北向きで狭くて、とうとう誰も住まなくなっ...

空間研究所/篠原聡子

キヨサト閣

東京都, 1989

八ヶ岳の南麗清里に建つ山荘である。主に3つの棟からなり、それぞれ角度を異にし、部屋ごとに違った森の風景、山の景色を取り込む。棟の上に載る2つの小さな屋根のひとつは、厨のシンボルとして明り採りとなり、もうひとつは八ヶ岳を眺めるための小さな和室を覆っている。

n o t architects studio / 富永哲史建築設計室

風景を掬う小さなイエ

Tokyo, 2022

分筆された小さな敷地の周辺は住宅に囲まれ似た街並みが続く。ふとした瞬間に心打たれる庭の植物や建物の間から見える空など、街に点在する些細な風景を掬い、その風景と共に過ごす住宅。谷の表面は、シルバー色で解像度を落としながら隣地建築、植物、人の影、空合を掬い、谷全体を纏う。様々な...

LEVEL Architects

自由が丘の住宅

東京都世田谷区, 2021

中庭を囲む二世帯住宅の計画です。 都心でありながらも伸びやかな視線を確保し、二世帯の距離感を考慮しながら、 両世帯が開けた共有空間を心地良く感じられる関係性を大切にした住まいの提案です。 建築概要 所在地:東京都世田谷区奥沢 敷地面積:384.93㎡ (116.4...

マウントフジアーキテクツスタジオ

SHIFT

関東, 2013

未来に構える 都心から在来線で40分程の距離にあるこの地域は、東京を中心とした郊外開発の最外縁部である。緑地と農地からなる市街化調整区域が市街化区域へと転換されることで宅地化されつつあり、その風景は日々目まぐるしく変化している。都市として落ち着いた恒常状態へと収束するまでに...

Airhouse/桐山啓一

高尾の家

東京, 2019

旗竿状で周囲を建物に囲まれている敷地での住宅の計画。施主からは自然を感じることができ広く開放的な空間を求められた。ここで考えたのは、まず2層分の吹抜けのワンルーム空間をつくり、外部→屋根のある外部→外部のような内部→完全な内部という順番で場所を配置して、中央のLDKに向かっ...

山縣洋建築設計事務所

NS

千葉県, 2021

「車8台、バイク5台、自転車4台、平屋 リビングからも車を眺めたい」。建築主の現在の住まいの北側に広がる駐車場と畑をあわせた280坪の平坦な敷地に新しい住まいを計画した。 所有している車を見ると、どの車も美しく共通して車の幅が広く高さが低い。その横長の美しいプロポーションを...

森清敏 + 川村奈津子 / MDS

等々力の家

東京, 2017

都市の隙間 - 起伏の残像が残る、細いところで間口2mにも満たない南北に細長く歪な土地に建つ住宅。奥に行くに連れ緩やかにカーブして狭まる敷地境界に沿って4つの小さなブロックを連ね、ブロック毎に雨仕舞や使い勝手により東西方向に片流れ屋根を上下に振幅させている。ブロックのずれに...

石川淳建築設計事務所

OUCHI-47

東京都, 2021

東京都で完成したホームエレベーターのある住宅です。お施主様は表通りで商店を営んでいた小ビルにお一人でくらしていて、その裏通りにも土地をもっておられました。「ビルは売却して裏通りの土地で小さな家に住みたい」と思い立たれての設計ご依頼です。 土地の広さは19坪ほどで、東京では...

森清敏 + 川村奈津子 / MDS

鎌倉浄明寺の家

神奈川, 2019

 古都鎌倉の小高い丘の頂。岩盤の表層を柔らかい土が覆う、この地域特有の地層が形成されている。敷地レベルは入口道路面より表層土分上がっている状態であったが、建物の部分のみ表層土を払い、基礎底盤を直接岩盤に置いた。入口道路から建物までのアプローチも表層土をかき分け緩やかに建物内...

松山将勝/松山建築設計室

宜野湾の住宅

沖縄県宜野湾市, 2019

小松隼人建築設計事務所

江波の家

広島県, 2019

【建築と環境を繋ぐ「接庭」】 広島市内に建つ設計者の自邸。初めて敷地を訪れたとき、目の前の江波山を貫通するトンネルと擁壁によって敷地のほとんどが日影で覆われ、トンネルを抜けるとさまざまな企業の工場が建ち並ぶためか車の往来が多い。形も不整形であり、このネガティブな条件が先行...

岸和郎 + ケイ・アソシエイツ

西ノ京丘陵の家

奈良県奈良市, 2021

夫婦二人+子供という核家族のための住宅であり、奈良の郊外に建つ。 日常的に使用する自動車や趣味のための二輪車などの台数が多いため、前面道路に面しては駐車用のスペースが間口一杯まで必要になる。そのためファサードはその分だけセットバックし、1階の趣味室が大きく開放している以外は...

岸和郎 + ケイ・アソシエイツ

指扇の家

埼玉県さいたま市, 2021

東京の郊外、畑や離散して建つ建物が拡がるのどかな田園風景の中に建つ住宅である。最初にこの敷地を訪ねた時に唐突に思い出した風景がある。それはリチャード・ノイトラの1937年に竣工したストラスモア・アパートメントの写真、それも建築そのものではなくその背景の自然を思い出したのだ。...

二俣公一/ケース・リアル, 二俣スタジオ

CHALET W

2019

施主は、海外から毎年日本に短期滞在しているスノーボードの愛好家。彼が滞在中に家族と過ごすための場所であり、さらにはゲストとリラックスして交流できるようなシャレーを計画することとなった。敷地はスキーリゾートとして有名なニセコエリアの一画で、周囲を白樺に囲まれた雑木林の中にある...

蘆田暢人建築設計事務所

変形方形の平屋

茨城県水戸市, 2020

平屋という形式は豊かである。その豊かさを最大限に享受できるよう、木の架構を現しにした一つ屋根の下におおらかな空間をつくった。屋根は、家族団欒の中心となる造り付けの食卓の上に棟を集め、その頂点には大きなトップライトを設けた。家の中心、家族の中心にいつも光が差し込む。必然的に屋...

マウントフジアーキテクツスタジオ

半島の家

関東, 2018

土地を建築する 二つの行為で建築はできている。一つは“フレーム”を土地に立てること。もう一つはその“土地”そのものを操作、もしくは作り出すことだ。 木造や鉄骨造は前者に、RC造や組積造は後者へとそれぞれ属していて、たとえば木で住宅を作ることを考えれば分かり易い。上部構造は言...

マウントフジアーキテクツスタジオ

母の家

神奈川県, 2013

動詞の建築 「建築」は「動詞」だと考えているところがある。 もちろん通常通り、それは「建築」という概念を指す「名詞」でもあるのだけれど、それだけでは「建て」「築く」という動詞性、つまり建築が本来もっている「行為」としての意味合いが抜け落ちてしまうようで、違和感があるのだ。 ...

蘆田暢人建築設計事務所

葛飾の趣居

東京都葛飾区, 2020

自宅の斜向かいの敷地に離れをつくりたい。という依頼からこのプロジェクトは始まった。新型コロナウィルスの蔓延に伴った「住むことの変化」。テレワークが一気に進んだ社会では通勤という義務も希薄になり、家にいることあるいは住む場所すらそのスタイルが変化しつつある。このプロジェクトは...

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