UMIKARA/高浜町6次産業施設

福井県高浜町
写真 © 笹倉洋平
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図面 © GGDL
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建築家
ジオ-グラフィック・デザイン・ラボ
場所
福井県高浜町
2022
クライエント
高浜町
設計
ジオ-グラフィック・デザイン・ラボ
構造設計
満田衛資構造計画研究所
設備
島津設計
外構
素地
グラフィック
UMA / design farm
レストラン・ショップ内装設計協力
GURI
施工 建築
山惣ホーム
機械
小浜上田建材
電気
弥栄電設工業

UMIKARAは、近代以前から高浜町の生業の中心として栄えた漁村に隣接している。2016年に基本計画を始めたが、私たちはこの漁村の景観を「継承」しつつ、6次産業施設であるUMIKARAが出来ることで、漁業をもとにした新しい生業による「新しい漁師町のかたち」の暮らしを、地元の方々が、集落の形態を継承した新しい景観によって感じられる場所を設計した。

観光客のみを対象とした施設ではなく、観光客の少ない冬期も含めて地元の利用者、漁業関係者、町民皆で「漁師町の新しいかたち」をつくるプレイスメイキングの拠点である。そのためには、子どもたちがUMIKARAと共に過ごした時期を経て、大人になる頃に根付くタイムスパンで建築を捉え、日本海特有の冬の積雪、海際の過酷な潮風などの環境への構えは重要な条件と考えた。

敷地後背地の塩土集落の漁師小屋・母屋群がつくる文化的景観に、屋根勾配やスケールを合わせつつ、サンプリングした色から商業施設としての明度設定を行うことで、新しい景観をつくりながら今ある文化的景観の価値を高め、地元の方が誇りに思えることを意図した。

ステンレスも錆びるこの場所の潮風を考慮し、構造はRC造でパラペットを雪止めとして無落雪屋根としている。またRC躯体への断熱を徹底し、開口部を限定することでCASBEEのAランクの評価を得ている。屋上のUMIKARAテラスは、日常的には、観光客はもちろん、地元の方や子どもたちも海・山・集落を見て過ごすことの出来るパブリックな場所でありながら、夏の繁忙期や連休では、高浜町、運営者、地域の有志が、BBQやフェスなど様々なイベントを主体となって開催できる、コモンの場所である。

また構造は、日本海からの強い潮風に対する構えとして、耐力壁主体の鉄筋コンクリート造耐力壁付きラーメン構造としている。壁が地震力の多くを負担するため、柱サイズは圧迫感を抑制した350角に統一している。吹抜部中央に、内法高さ約7mの柱が登場するが、それも他と同様に350角とし、h/D≒1/20のスレンダーな柱として空間に溶け込ませている。

用途: マーケット一体型レストラン
構造: 鉄筋コンクリート造、地上2階建
敷地面積: 1,865.07㎡
建築面積: 1,296.34㎡
延床面積: 1,590.89㎡

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