肉料理 まつざか

愛知
インテリアデザイナー
三宅博之デザインオフィス
2016
費用
100万~1億
階数
1~5階

解体されたはずの空間に唯一残されたタイル貼りの壁。それは約50年前にこのビルが建設された当時に施され、その後入居者が変わっても、この壁だけはそのままに、新しい内装によって覆い隠されてきた。

内装が解体される度にひょこっと顔を出しては、また隠される。長年、存在を無視され続けてきたそんな壁をなんとか一つの素材として生かせないかと考えた。ただし、現状そのままの古い壁としてでは無く、可能な限り当時の現役な状態として扱いたかった。ビンテージとしてでは無く、あくまでグッドデザインとして。

なるべく似た表情のデッドストックのタイルを探し、欠損部分を埋め、壁をレストアし、その他の新しく計画した箇所は、その復元されたタイル壁を誇張しないように、同系色の現行タイルを主に使用し、調和を計った。

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