ラミネート・ハウス

 
 
写真 © Hiroyuki Hirai
 
 
写真 © Hiroyuki Hirai
 
 
写真 © Hiroyuki Hirai
 
 
 
 
 
 
建築家
Jun Yashiki & Associates
2006

若い施主の住空間に「私たちの生活」を徐々につくっていくのにふさわしい適度な冗長性を与えると同時に、将来建て込んでくる新興住宅地において開口部の開放感とプライバシーの確保を両立する、形式手法を提案した。

配置は、開口部が近隣からの視線に正対しないよう敷地に対し45度振った。 建築は、必要な全体ヴォリュームを1間幅ヴォリューム5つに「スライス」した上で、建物内外の環境を調整するため相互に適宜「スライド」させた。

1間幅の小スペースは、単独では一義的な機能スペースでしかない。 しかし、それらがある工夫された形式手法のもとに集積された総体は、機能の加算を超えて、スペース相互の多様な関係性を内包した豊かな様相を生む。 「スライス+スライド」は、そうした可能性をはらんだ形式手法の一つである。

スライスして張り合わせるプロセスが集成材<Laminated-Wood>を想起させることから、ここではその手法の総体を「ラミネート」と呼んだ。

専用住宅 / 木造 / 延床 112.11㎡

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