茨城, 2017

土浦で馴染み深い風景の「筑波山」などの連なる南北方向の「緑の軸」と、「桜川」から「霞ヶ浦」を結ぶ東西方向の「水の軸」を空間の骨格として、故人の生前の記憶に触れる葬祭場の実現を目指した。 「緑の軸」には、印象的な壁とササによる緑堤が入り口から真っ直ぐにのび会葬者を迎え、別れの場へと導く。 また「...
宮城, 2017

桟橋の様に単純な形態をモチーフとして、海と繋がってきた女川を象徴する、希望や懐かしさの交差する場を目指した。広場を斜めに横切る白い帯を越えて海へと伸びる赤いレンガは、命や営みの隠喩であり様々な思いを馳せた人々の名前が刻まれている。白い帯は津波、一度立ち止まった時を示すと共に再び赤いレンガに寄り...
熊本, 2016

新放送会館の1階は一般に開放し、ガラスのファサードをシンボルプロムナードに面して大きく開くことで、内と外に連続的な空間を形成し誰もが立ち寄りやすいまちの情報サロンとなっている。 建築とプロムナードの間に、緑と木によって構成された現代的な矢来「ハイブリッド矢来」を設けることで、建物の内部にも視覚...
神奈川, 2016

崖や擁壁に囲まれた土地に斜面状の園庭をつくった。 敷地より3m上がった崖の上には園が借用する畑が広がり、園舎から畑への動線確保と既存の高低差を生かした設計が求められた。 園舎手前から崖上まで連続する斜面は感触の異なる複数の素材で構成し、玉付ロープや凸凹丸太等、園児たちの遊びを誘発する仕掛けを施...
東京, 2016

大木の緑による既設の面影を残しつつリノベーションを行った。高架下商業のファサードを覆っていた緑地帯はショーウインドウに面するプラザへと姿を変え、名物となっている宝クジ売場への行列スペースと公園内の動線とをスムーズに棲み分けられる様にした。また石積みは改修を重ねながらも使われてきた「数寄屋橋」の...
宮城, 2016

町の人々のための商店街である。甚大な津波被害にあった海辺に立地しまちなか再生認定第一号となった。高台移転のために住めなくなったこの場所に買物が済んでも用事が無くても居られる、ここに来れば誰かに会える、共に歩んできた海が近く感じられる様な庭を目指した。駅から海へと力強く伸びるプロムナードとは対照...
栃木, 2015

2期による工事を経て完成を迎えた。舗装やファニチャー、花の色などの景観要素は白衣を思わせる白に統一した。複数のテクスチャーを用いて表情をつくる事により硬い印象を与えない工夫をしている。建物と呼応し緩やかに弧を描く通路は、女性の母性や柔らかさを表現している。1期から共通で現れる四ツ葉のクローバー...
東京, 2015

園舎の背後に隠れた庭に「こ(小・子)森」をつくった。「こ森」とは公園の様に整備された緑と森のようなワイルドな自然との中間のイメージ。植栽は14種類の高木と20種類を超える低木地被から成り季節ごとに楽しめる。またいずれ様々な場所から植物が生えてくるよう地面は密度感の異なる柔らかい素材で構成されて...
東京, 2014

細く長い通りとのインターフェイスにルーバーやツル植物、藤棚で構成された半屋外の回廊を設けた。園児の姿が緑のスクリーン越しに垣間見え、街の賑わいとなっている。子供たちが好奇心を持ちグルグル巡りたくなる様なきっかけづくりをした。凸凹の芝や石の斜面、切り立つ小さな崖、流れる水、雲の様なネットウォーク...
神奈川, 2014

工場群と戸建て住宅エリアの結節点に計画地は位置する。スケールが全く異なる空間において連続的に景観が移行していくような外部空間の設えが求められた。建物を大きくセットバックし更に外周フェンスも同様にさげ、歩道沿いをこれまでにはなかった緑豊かな空間へと変化させた。機能性を重視したシンプルなデザインの...
東京, 2014

青山通りの裏手に位置する商業施設に林が切り取られたような庭を設けた。 庭は小枝を編み込んだウォールなど柔らかな自然素材を用いながらも、幾何学的な図形「トライアングル」により構成されている。 その「トライアングル」は建物の内から外へと連続し、それらの形態が建物と呼応し合う...
栃木, 2013

建築を介して連続する一連の庭として外部空間を設えることで、人の命に関わる看護学習による心身の緊張を解きほぐす時間をもてる住環境をつくる。 空間を特徴づける3つの景観エレメントは視覚的な連続性と関連性を強めるとともに施設の象徴性を生み出している。「GREEN:植物」は日々の安らぎを、...
東京, 2013

遊具などにより遊び方を規定せず、好奇心や社会性を育む「きっかけ」となる園庭を目指した。芝の起伏は幼児の成長によって見え方が変わったり行けるところが違ったりする。壁に差し込まれている角棒は読み聞かせの際のベンチや、展示台、アスレチックなどに形を変える。地下トンネルや観察ドームからはいつもの視点と...
千葉, 2012

周辺の住宅地から少し上がった崖線の上に霊園は位置する。梨畑や雑木林に囲まれ、少し空に近づく感覚がある。「ここに来れば会えるような気がする」「思い出が鮮明に浮かぶ瞬間がある」。霊園を先立った者との再会の場ととらえ、訪ねる者の心の動きを風景の中に映し込むことで、『会う』という行為をドラマチックなシ...
中国江蘇省常州市, 2012

片側4車線の大通りに面した商業・住居複合施設の前庭。庭の骨格となる高さ4mのマウンドには大通り沿いに高木が密に植栽された。周囲の喧騒を遮る内包的な空間は滞留性を高める。またマウンドにはレインボウブリッジと名付けられた弓状の散策路や、水落ちや霧による高低差を生かした動きのあるエレメント、カフェな...
福岡, 2012

企業の母体である製鉄所が操業した地区に建設された社員寮。素材と形の用い方で象徴的な庭としながら、寮内での交流を促す多目的スペースとしても機能する設えとしている。 庭の骨格を形成する森幕(緑堤)は寮生活を映す緑の背景となり、アクティビティを誘発する舞台を挿入することで異な...
中国重慶市, 2011

モデルエリアはモデルルームまでの高低差7mの庭である。敷地全体のデザインの考え方は宅盤としての平滑地とそれらをつなぐ斜面地との在り様に明快な差別化を図り、それにより多彩なスケールを生み出すこと。そのために様々な景観要素はICチップの電子回路のようにモジュール化をして集約させた。 ...
福岡, 2011

環境モデル都市・北九州市において、生産性向上と業務の効率化を図りつつ、環境問題に取り組む企業の姿勢を表す新しいスタイルのオフィスを建設する。 新社屋前面の大半が駐車スペースと車寄せとなるが、樹木・照明・排水機能をまとめたランドスケープユニットを敷地全体に展開することで重層的な緑のグ...
千葉, 2010

墓地・霊園とはどんな場所だろう?墓地・霊園のあり方を再度見つめ直すことから今回のデザインを始めた。残された家族や知人が亡くなった方の家に久しぶりに会いに行くような感覚。亡くなった方から見れば、現世に残したゆかりの人々をもてなす後世の住処。 これらを空間表現として構築する...
中国浙江省, China, 2010

町の中心地から離れ、森に囲まれた避暑地の一画に立地する。私達は聖なる空間と周囲の森や生活の場との結界を如何に創り出すか、そのために教会へ至るアプローチや、教会と周囲との関係において様々なシークエンスを展開させることを思索した。 俗世から人を導くように横たわる石積み、教会...
福島, 2009

おおらかな寄せ棟屋根に空いた楕円の庭と建築短辺に面する矩形の庭から光、風、緑の息吹を住空間に取り込む。庭のテーマは建築に埋もれないようミニマルな形態にすることとムーブメントを加えること。 楕円の庭には枝の曲がった山採りのカエデ類と常緑のソヨゴが垂直的なファサードと対比的...
愛知, 2009

中部エリアの陸上輸送拠点のひとつとして建設された物流施設である。車両交通量の多い幹線道路沿いの立地ではあるが、背後には田畑が広がり静かな暮らしの場がひかえていることから地域への景観インパクトを軽減できるようにつとめている。 幹線道路沿いの歩道に対しては、緑と石によるしな...