House Z

kooo architects
25. 12月 2019
All photos by Neoplus Sixten Inc.

小嶋伸也+小嶋綾香/小大建築設計事務所による東京 渋谷区のマンションリノベーション「House Z」。アートに囲まれながら暮らせるギャラリーのような空間に。 [Renovated apartment 'House Z' by Kooo Architects]

施主は海外に幾つか拠点を持っており、日本滞在中はここを拠点とする。
玄関の下足入れはキッチンと一体になるようなデザインに。右手のドアはトイレ。
ここでは料理はせず、お茶をいれる程度で良いとのことから大きなキッチンを廃し、水栓とボウルのみとし、湯沸かしポットとカウンターの下にミニ冷蔵庫が納まる。玄関との仕切りはステンレス板を鋭角に曲げ、室内への広がりを演出。鏡の裏は洗面やメーク用品の収納に。
ダイニングとその左の寝室はそのままに、右に洋室のあった2DK空間を1LDKに改変。
天井にカーブを付け、下からの照明で包み込まれるような空間となり、アートに囲まれながら映画を楽しむ事ができる。
開口部はカーテンボックス分170mm程ふかしたフレーム状の壁とした。見込みが見えないほどテーパーを付けているので、シャープで緊張感のある開口となっている。
キッチン、ダイニングと一体となるようガラス張りの浴室。
浴室越しに採光するなど、夫婦二人だけの住まいということで思い切った計画だ。
構造壁を残して雑壁を撤去し、動線が整った奥行きのある空間に生まれ変わった。
寝室は特に落ち着いた雰囲気を望んだ施主のために全面をオーク張りとし、格子戸によって守られているような安心感も持たせた。こちらも格子戸とサッシュの間にフレーム状の壁を設えた。
1階であることからデッキを敷いてテラスとした。間接照明も仕込み、夜は内部空間が外まで延長されたように広がるそうだ。
小嶋伸也さん(左)と、担当の赤崎雄太さん(右)。「生活スタイルや価値観がとても明確なお施主さんです。ここは日本滞在中にホテルのように使われ、来客も想定せず、静かに仕事をしたり寛いだりする場所です。我々はシンプルな要望に対してサッシュを隠すなどあまり生活感を出さず、柔らかな光に包まれアートが引き立つような抽象的な空間に仕上げました。」
【House Z】
設計・監理:小大建築設計事務所
用途:共同住宅専有部
規模:42.4㎡
構造:RC造

Posted by Neoplus Sixten Inc.

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