CITIZEN “We Celebrate Time” 100周年展

Citizen 100th We Celebrate Time by Tsuyoshi Tane,
6. 12月 2018
Photo by Neoplus Sixten Inc.

12月7日より南青山のスパイラルガーデンにて開催される、田根剛が会場デザインを手掛けた「CITIZEN “We Celebrate Time” 100周年展」のプレス内覧会に行ってきました。

展覧会概要:
「シチズンは、1918年に創業し、今年100周年を迎えました。シチズン時計の100年の歴史と、これから向う未来、そして、ここにある『今』、私達を取り巻く全てを祝福し、喜びと感謝をより多くの方々と共有するために『CITIZEN “We Celebrate Time” 100周年展』を開催いたします。
6年に渡り『時とは何か?』を共に問い続けてきた建築家の田根剛氏(Atelier Tsuyoshi Tane Architects)と、シチズンの時計メーカーとしての信念を表現する展示空間を、好評を博した2014年に引き続き、スパイラルガーデンにて展開します。
シチズン時計が考える、時間と時計の『今』を是非ご覧ください。」

Photo by Neoplus Sixten Inc.
〈LIGHT is TIME – We Celebrate Time ver.〉

メインのインスタレーションは恒例の、シチズンの腕時計の基板による。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

その基板を今回は72,000個使用した。72,000という数字は2014年に同じくスパイラルで開催した際の入場者数であり、時間の単位12の倍数だという。
見る位置が少し変わると幾何学的な模様が無限に現れる。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

今回現れたのは、この刀でズバッと切ったように見えるアングルだ。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

直線が消失点に向かっていくような見え方も。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

会場に行くと分かるのだが、今回は斜めの円の連続による表現かと思いきや、写真のように四角形が斜めに配置されたのが最小単位で、これらの連続をスパイラルガーデンの円に沿って並べたとのこと。
幾何学(矩形)という基本形は実は使いたくなかったと明かす田根さん。ちょっとした狂いが簡単に目立ち、ごまかしが効かないためだ。
しかし時計作りに精密な調整=チューニングは不可欠。この展示でも精密さを表現するためにも挑戦したという。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

中央には「Watch is a product that has a life. – 時計は生命を宿した製品です。」と書かれた台と、周囲に60個のムーブメントが並ぶ。
人間が作るプロダクトで、人間の意思に関係なく、一度動き出すと壊れるまで(或いはエネルギーがなくなるまで)動き続ける時計は、一種の生命のような存在ではないか、という表現。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

固定されずに置かれただけのムーブメント。自分の力で小刻みに動き続けている様は確かに小さな生き物のようだ。

Photo by Neoplus Sixten Inc.
〈Synchronized Time〉

20世紀は時を進め、時間を効率化、未来を予測し、時代を推進してきた。グローバル化の時代、地球の裏側でも同じ時間が瞬時に共有される=シンクロニシティとして、同じ1秒という単位で様々な出来事を切り取った。

Photo by Neoplus Sixten Inc.
Photo by Neoplus Sixten Inc.
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エスプラナードではシチズンのもの作り、歴史などを紹介。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

田根剛さん。70時間連続の設営作業だったそうだ。
「シチズンさんとは、こちらから一方的な提案ではなく、何度も何度も時間を掛けながらワークショップを繰り返しながら練り上げていきました。時を正確に刻む、そのための技術がどれだけ凄いことであり、その "時" がどれだけの意味を持つのか、当たり前のことを美しく表現しましたので、是非実際に会場にいらして下さい。」

【CITIZEN “We Celebrate Time” 100周年展】
会場:スパイラルガーデン(東京都港区南青山5-6-23)
会期:12月7日~12月16日、11:00~20:00(※会期中無休)
詳細:https://citizen.jp/100th/event/spiral/index.html

連携企画
【田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future ─ Digging & Building】
会場:東京オペラシティ アートギャラリー(新宿区西新宿3-20-2)
会期:2018年10月19日〜12月24日
詳細:https://www.operacity.jp/ag/index.php

連携企画【田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future―Search & Research】
会場:TOTOギャラリー・間(港区南青山1-24-3)
会期:2018年10月18日~12月23日
詳細:https://jp.toto.com/gallerma/ex181018/index.htm
 
Posted by Neoplus Sixten Inc.

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