エマニュエル・ムホーによる会場構成「SENSE OF MOTION あたらしい動きの展覧会」

Neoplus Sixten Inc.
10. 11月 2016
Photo by Neoplus Sixten Inc.

11月9日から南青山のスパイラルガーデンではじまる、エマニュエル・ムホーが会場構成を手掛けた「SENSE OF MOTION あたらしい動きの展覧会」のプレスビューに行ってきました。
出展はエマニュエル・ムホーのほか、Rhizomatiks Research、石黒猛、スズキユウリ、Nadegata Instant Party、AR三兄弟の6組。プロデューサーは紫牟田伸子。

また11月12日には「SENSE OF MOTION」をテーマとしたフォーラムも開催され、山中俊治、スプツニ子!、猪子寿之、真鍋大度ほかが登壇。

この展覧会はベアリングのリーディングカンパニー NSK創立100周年を記念した展覧会で、動きを追求した同社の製品や技術を使いながら、6組のクリエイターが「あたらしい動き」を表現するというもの。

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エントランスにはスズキユウリ+スローレーベルによる〈Tutti in C〉
実演してみせるスズキユウリさん。

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「ピンボールマシンのようにも見えるこの作品は、多様な人々が協働しながら演奏することができる楽器。球とフリッパー部品にNSK 製品が使用され、球が跳ね返るごとに音を奏でる。」

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奥のスパイラルガーデンへ。傍らにはムホーさんの、ベアリングによって滑らかに回る花が咲き乱れる。実際手で回すことが出来き、静止状態と回転したときの色の変化を楽しめる。

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〈Slide〉ライゾマティクスリサーチ。
真鍋大度さんが奥のスクリーンで腕を動かし、それに合わせ白い紐が動くが、手前にはセンサーが付いており所定の位置で来場者が腕を動かせば紐はこちらにも反応して動いてくれる。

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紐は64本のボールネジとモーターで素早く滑らかに上下する。
「テクノロジーと身体の新しい関係を追求した動的な彫刻。」

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〈ルーフトップ・メリーゴーランド NSK ver.〉
ナデガタ・インスタント・パーティー
「人力で回る模型サイズのメリーゴーランド。回転軸にはベアリングが使用され、メリーゴーランド中心内部には、NSK製品で作られた架空の街が広がる。内部にはカメラが設置され、その街の様子がライブモニターによって外部に映し出される。」

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〈混色〉-色が回る。色が混ざる。心が動く。エマニュエル・ムホー
ムホーさんの “100色シリーズ” 最新作は25,270個もの花が美しく回転する。

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仕組みは実にプリミティブで、風車とサーキュレーターの風によって花の軸が回るのだ。軸受けにはもちろんNSKのベアリングが使用されている。

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花を近くで見ると単色ではなく、3色からなっていることが分かる。回転混色によって色が刻々と変わっていくのだ。

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その為、「目線は水平よりも、見上げや見下ろしで楽しんでもらいたい。」とムホーさん。

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エマニュエル・ムホーさん
「100色シリーズでひとつのピースに複数の色を使うのは初めてです。『動き』というお題でしたので色が回ることで、色が混じり、そして心が動いていただけるような作品を目指しました。」

3作品の動きが分かる動画。
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〈Spinning Chair〉手前、〈Soft Metal Structure Ball〉石黒猛
ボールねじを内蔵した、座ると自動的に回り始めるピアノ椅子。(かなりの高速回転になることから実際座るのはNGとのこと)

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「数千個のベアリングとアルミ素材、スプリングの構造体からなる直径1.5メートルもの大きなボール。大きさや見た目の重量感とは裏腹にベアリングとスプリングのしなやかさによって金属製品の概念に無い未知なる感触が得られる。」
手で押してみたり、座ることもできる。(筆者は座ってみましたが会場では念のため係の方に訪ねて下さい)

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〈箱男〉AR三兄弟
まず箱をかぶり、壁際にある小さな模型を手に取って、箱前面のiPhoneにかざすとベアリングの動きが分かる映像が見える。

どれもインタラクティブな作品なので是非会場で試して体験していただきたい。

【SENSE OF MOTION あたらしい動きの展覧会】
会期:2016年11月9日~11月20日
会場:スパイラルガーデン
詳細:www.senseofmotion.net

【NSK Future Forum SENSE OF MOTION】
日時:2016年11月12日、14:00~
会場:スパイラルホール
入場:無料(※要事前予約)
詳細:www.senseofmotion.net/forum

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