カヌチがインテリアを手掛けた「Nentrys office」

Neoplus Sixten Inc.
22. 8月 2016
Photo by Neoplus Sixten Inc.

木下陽介+野口優輔率いるCANUCH Inc.(カヌチ)がインテリアを手掛けたネントリーズ株式会社の「Nentrys office」を内覧してきました。場所は渋谷区笹塚の駅前に建つオフィスビルの4階と、7階の一部。ネントリーズ株式会社は、商用車の買取・販売を行う「トラック王国」の運営を行っている会社である。今回首都圏にあった2拠点の統合に伴う移転プロジェクトとして依頼された。

エレベーターを降りてまず正面に現れるのは、大きく弧を描く壁面と白く光るロゴマーク。759㎡のオフィスのちょうど中心にあり、ここから東西に空間が伸びる。ITや広告会社のようなクールさを放ち、車の買取・販売業界では異色と言えるオフィス。その見た目から、入居当初はカフェに間違えられることもあったという。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

従業員数160名、平均年齢33歳。元々インターネット広告をあつかうベンチャー企業として始まった会社で、トラックを扱う事業にシフトした今も、"人ありき"という姿勢を変えることなく、その固定概念にとらわれない柔軟な考え方が新オフィスにも現れている。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

円弧の内側はセミナースペース。
階段状の椅子を使えば、大人数でのミーティングやパーティーを行うことができる。このスペースが動線の中心にあることで、従業員同士の活発なコミュニケーションが生まれる。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

そしてその外円と営業部との境に設置されているのはバーカウンター。
夕方から夜、業務を終えた社員が自然とオフィスの中心(円)に集まってくる。その交流の場所はエントランスからも見えるようにし、来訪者に社風を感じとってもらえる仕掛けにした。カウンターも同心円を描いているのがわかる。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

酒瓶がディスプレイされている棚越しに営業部エリアが見える。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

営業部。
あたらしくデザインされたオフィスによって、部署間を越えた関係がさらに強まり、業績もアップしたという。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

バーのある外円の延長線上には8人掛けの会議室。
「空間を視覚的に遮断せずに、なるべく全て見通せるように」という要望と、「会議室はしっかりとセキュリティを高めたい」という要望両方を、レイアウトとガラス間仕切りへ加工したフィルムのグラデーションで解決した。

Photo by Neoplus Sixten Inc.
Photo by Neoplus Sixten Inc.

中心のセミナールームに戻り、反対側へ。

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6人掛けの会議室。

Photo by Kenji Masunaga

リラクゼーションスペース。
酸素ボックス、マッサージチェア、昼寝ができる畳の間、、、社員が新オフィスに欲しいと言ったものを社長がすべて叶えてくれたそうだ。パーティションのあるシートは、プライベート感覚で寛いだり飲食もできるスペースとなっている。

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酸素ボックス。
短時間で疲れを回復できると従業員にも好評。

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畳の間。
主にランチタイムの昼寝や読書をする場として活用されている。畳の間の奥には総務部。

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対面に12人掛けの会議室。

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GLAS LUCEのマジックミラー。
プレゼンテーションの際には、画面が美しく浮かび上がる。

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ミーティングテーブル。
脚は鏡面で浮遊感を演出。内部は収納スペースになっている。

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7階、308㎡のスペースに海外事業部が入っている。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

ミーティングルーム。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

リフレッシュエリアに設けられたハイカウンターからは、街が一望できる。

「ネントリーズ株式会社は社内イベントや部活動が盛んで、統合前から部署間を越えた関係が既に出来ていました。社員一人一人がよく見える透明感がある社風です。その関係性をより高めるため、オフィスの中心にはリラクゼーションスペースやバー、セミナースペースを集約し、あえて動線上に絡めたレイアウトにしました」と担当の野口さん。

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