「RICOH Future House」オープニングレポート

Neoplus Sixten Inc.
5. 9月 2015
Photo by Neoplus Sixten Inc.

敷地面積1,233m2、延床面積2,433m2。S造4階建て。
 

各フロアに、子供たちが科学や技術を体験する学習エリア、知的好奇心に応えるイベント・セミナーエリア、 まちとともに未来を創るワーキングエリアを配し、幅広い年代の人々がそれぞれの未来を見据えて利用できる。

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デザインコンセプトは「家」。新しいまちづくりに貢献するモノ・コト・ヒトを内包する家だ。
 

1階にカフェ・レストランとプリントショップ。2階にイベント・レンタルホール。3階に学びの場。4階にオフィス&ラウンジ。

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 1階のカフェ・レストラン「PUBLIE」はUDSが運営に携わる。UDSは設計業務だけに留まらず、飲食店やホテルなどの運営も手掛ける総合企画企業。かつて目黒区の老朽化したホテルを「CLASKA」として再生したのは有名だ。

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海老名の自然を空間イメージに取り込み、木や草花が植わり土や石が多用されたインナーガーデンがいくつもある。

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カウンター席や、造り付けソファー席の下には電源が備えてある。

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奥には個室も用意されている。設計前に行われた地域住民へのヒアリングで、「バギーで小さな子どもを連れてきても気兼ねなく飲食を楽しみたい。」といった要望に応え、子どもが騒いでも大丈夫なよう個室にでき、バギーを置きやすいようゆったりとしている。
 

筆者の背後には調乳・授乳室もある。

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テラス席では各席に専用のガスグリルが用意されバーベキューが楽しめる。

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プリントショップ「RICOH Ebina Creative Shop」(右)。リコーの印刷機を使って気軽にプリントや製本ができる。
とてもオープンな雰囲気のレストランPUBLIEとはシームレスに連続していて、小冊子を作るイベント等も開催される。PUBLIEの意味は「パブリック」「パブリッシュ」「イエ」からなる。

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オペレーターが操作する最新鋭機「Pro C7110S」が2台。B0までプリントできる「Pro L4160」などが導入されている。

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外には印刷や製本サンプル、リコーの複合機もありセルフで利用できる。

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2階にイベント・レンタルホール「RICOH Future Hall」と、「RICOH THETA DOME」。
ラウンジではワークショップやセミナーなどが開催可能。右側には大小4つのホールが並ぶ。

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近頃建築物の撮影にも使われている全天球撮影が可能な「RICOH THETA」が体感できる「RICOH THETA DOME」。

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中はプラネタリウムのようになっており、RICOH THETAで撮影した画像をドーム内で自由に回転させ楽しめる。

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午後からのグランドオープン前、プレオープンに招待された子どもたちがワークショップに参加。

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指定の紙に思い思いにキャラクターを描き、それをスキャンすると...

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ディスプレーに映り、自分で描いたキャラクターがレースを始めたり、海の中を泳いだりする。

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3階、学びの場「コサイエ」。
 

「みらいのツクリテを育てる」をコンセプトに子ども向けの科学技術を体験学習できるスペース。こちらもUDSが運営し、リコー独自のプログラムや様々なパートナー団体がプログラムを提供する。

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コサイエラウンジは、こどもが放課後を過ごす場として、自分のやりたいことを見つけチャレンジする場。
 

月額料金を払い学童保育としての機能を有し、夕食の提供や21時まで利用もできる。

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この日は東京工芸大学とのコラボイベントも開催されていた。ロボットサッカーはテレビゲームのコントローラーで操作するので子どもでも簡単。

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迷路を作ってロボットネズミをどれだけ迷わせることができるか。

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 DJ体験。
 

右側の外にはテラスがあり、菜園などを造り屋外活動もできるようにする。

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4階オフィス&ラウンジ「RICOH Office & Lounge Ebina」。

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ラウンジはコワーキングスペースとして利用できる。書棚にはビジネス書籍などを充実させていく。

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外縁には会議室やレンタルオフィスが並ぶ。カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が既にオフィスに入居し、近くの海老名市立図書館の運営拠点にするそうだ。

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小田急、相鉄、JRが乗り入れる海老名駅の西口は田畑が広がっていたが、大規模な開発計画(141,000m2)によって急速にその風景を変えている。

【RICOH Future House】
場所:神奈川県海老名市扇町 5-7
詳細:http://ricohfuturehouse.jp

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