六本木で開催のルイ・ヴィトン160余年におよぶ歴史を巡る展覧会と菅原大輔が手掛けたギフトショップ

「SEE LV」展

Louis Vuitton, Daisuke Sugawara
7. luglio 2022
All photos by Neoplus Sixten Inc.
世界を巡回する本展のコンセプトを実現するために、展示会場の建物を一から造った。
(ⒸLOUIS VUITTON / DAICI ANO)
QRコードがモチーフになっており、スマートフォンのカメラを向けると直ぐに読み取り、展覧会のリンクが現れる。
2020年に始まった世界巡回展は、東京が4番目の寄港地となる。
メゾンのヘリテージ・コレクションから選りすぐりの歴史的アーカイヴと数々の最新のクリエーションを組み合わせて紹介する展覧会で、メゾンの歴史やクリエーションをあらゆる側面から現代的な視点で捉え、洗練されたモダンなコレクションや20世紀初頭のトランクをはじめ、芸術的なコラボレーションやアイコニックなレザークリエーションなどが一堂に会する。
アイコンバッグの展開をたどる。
移動手段の発展とともに合わせて歩んできたメゾンのアイテム。
オリジナルの書籍や写真集も多く出しているルイ・ヴィトン。
青木淳が手掛けた先代の銀座並木通り店が表紙の写真集など、全て自由に閲覧可能だ。
展示会場の向かい側、東京ミッドタウンガレリア B1 アトリウムに菅原大輔が手掛けたギフトショップがある。
コンセプトは「TOKYO URBAN NETWORK」
菅原さんは昨年の「LOUIS VUITTON &」展のギフトショップも手掛け、その際のコンセプトは日本の竹林だった。毎回ローカルな雰囲気を求められるということで、今回は不規則に繋がる東京の街をイメージした。
入り組む路地と様々な建物がありながら、見上げるとスカイスクレイパーが建ち上がる東京の街の雰囲気を、吹き抜けのアトリウムならではの空間条件で表現した。そして建物がレイヤー状に重なりながらもから遠景に富士山が見えるがごとくメインの展示会場が見える。
三角錐に近い抽象的な塊で軸線を乱し、さらに遠近感を生み出す。路地を彷徨いながらお気に入りのアイテムを探すような格好だ。
こちらのショップでもQRコードがモチーフになっており、少し床にスマートフォンをかざすと「SEE LV」のリンクが現れる。
吹き抜けの上階から見下ろすと、QRコードの迷彩柄に什器が溶け込んでしまうのも演出の一部。
「ヴィヴィエンヌ・テニス」と、フランク・ゲーリーがボトルをデザインしたフレグランス「レ・ゼクストレ コレクション」。
定番アイテムの日本限定カラーがこちらのショップで先行販売される。
そして本ショップ限定のネーム入れもしてもらえる。
菅原大輔さん。「交差点を曲がった瞬間、路地から通りに出た瞬間にスケール感が変わったり、急に開けたり、通りごとに文化が異なる、そんなTOKYO URBAN NETWORKを表現したギフトショップです。」
【SEE LV 展】
会期:2022年7月8日〜8月21日
会場:東京ミッドタウン 芝生広場
入場:無料、要事前予約(ルイ・ヴィトン LINE公式アカウントで受付)
ギフトショップ:東京ミッドタウンガレリアB1 アトリウム
入場:ギフトショップは予約不要
詳細:jp.louisvuitton.com/jpn-jp/magazine/articles/see-lv-tokyo

Posted by Neoplus Sixten Inc.

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