NIBUNNO

Neoplus Sixten Inc.
12. junio 2017
Photo by Neoplus Sixten Inc.

地下1階、地上5階建。2〜3階にギャラリーを兼ねる宿泊施設(2部屋)の他に、ショップ、ラウンジ、イベントスペース、オフィスが入る。

建物は再開発で2020年東京オリンピック後に解体される予定の期間限定施設だ。そのため費用をかけて作り込むのではなく、いずれ解体されるなら、と敢えて解体途中のユニークさや美しさを表現した。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

内装はどのくらい解体すべきか、床から700mmくらいから数パターンの高さの解体ラインを検討した。「人が泊まる場所」であることを前提に、起立時も着席時もある種の快適さを感じられ、且つギャラリーとしての緊張感ある空間を満たす「1300mm」におちついた。そのだいたい床から半分の高さ=二分が施設名のNIBUNNOとなった。

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ファサードは2階の二分(半分)までタイルを剥がした。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

コアぬきで穴を開けた窓が目を引く。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

職人が窓をつくる様子。

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1階 レセプション。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

ショップを併設し、日本と台湾のオリジナルの雑貨やアートを販売する。

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棚は倉庫に残されたものに塗装し再利用した。

Photo by Neoplus Sixten Inc.

階段室。
壁のポスターは、虎尾さんが現場で書いた「床から1300mmのところで解体をする」いう指示を本施設のキーワードとしてそのままポスターに起用したもの。

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地下1階〈LAB〉
日本と台湾をつなぐ交流会やイベントを積極的に展開していく予定。

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建物解体中の様子

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2階〈GALLERY 2〉(客室)
日本人アーティストの作品をメインに展示。寝具や家具、備品などは白で統一することで作品を引き立たせている。

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部屋の窓からは東京タワー。

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廊下が狭いため、トイレのドアはL型で出幅を抑えた。

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コンパクトなシャワールーム。

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3階 〈GALLERY 3〉
作品は主に台湾人アーティストによるもの。現れた雑壁のフレームを上手く利用するなどアートの飾り方にも工夫を感じさせる。

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解体によって出てきた職人の手の跡。「スタート時は居住性を確保することは大変でしたが、解体を進めていくうち自然にできたコンクリートと白い壁の陰影や、墨出しの痕跡など面白いと思える要素が増えていきました。建築の学生にとっても良い教材になるのではないかと思います」と虎尾さん。

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4階 オフィスフロア
虎尾+謝建築設計とBXG株式会社の事務所が入居している。

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5階 〈LOUNGE〉宿泊客専用のラウンジ

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虎尾亮太さん。
「このプロジェクトと並行して、隈事務所でスカイツリー近くのホテル『ONE@TOKYO』を担当していました。幸運にも2つの "ツリー" の元でホテルをつくることができました。予算も規模など違いはあれど、ホテルの快適性の面でエッセンスを少しでも感じてもらえたら嬉しいです。今後もBXGとコラボしながら世界中に様々なプロジェクトを発信していきたいと思っています。」

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内装はどのくらい解体すべきか、床から700mmくらいから数パターンの高さの解体ラインを検討した。「人が泊まる場所」であることを前提に、起立時も着席時もある種の快適さを感じられ、且つギャラリーとしての緊張感ある空間を満たす「1300mm」におちついた。そのだいたい床から半分の高さ=二分が施設名のNIBUNNOとなった。

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ファサードは2階の二分(半分)までタイルを剥がした。

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コアぬきで穴を開けた窓が目を引く。

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職人が窓をつくる様子。

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1階 レセプション。

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ショップを併設し、日本と台湾のオリジナルの雑貨やアートを販売する。

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棚は倉庫に残されたものに塗装し再利用した。

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階段室。
壁のポスターは、虎尾さんが現場で書いた「床から1300mmのところで解体をする」いう指示を本施設のキーワードとしてそのままポスターに起用したもの。

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地下1階〈LAB〉
日本と台湾をつなぐ交流会やイベントを積極的に展開していく予定。

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建物解体中の様子

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2階〈GALLERY 2〉(客室)
日本人アーティストの作品をメインに展示。寝具や家具、備品などは白で統一することで作品を引き立たせている。

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部屋の窓からは東京タワー。

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