座り比べができる名作椅子250脚の展覧会

みんなの椅子 ムサビのデザインⅦ(前編)

IGARASHI DESIGN STUDIO
5. August 2022
All photos Neoplus Sixten Inc.
会場は芦原義信が設計し1967年に開館した武蔵野美術大学 美術館。
日本の美術館において椅子がまだ収集対象として認識されていなかった1960年代、教員陣による「プロダクト・デザインを学ぶ者にとって椅子は格好の教材である」との提言が端緒となり椅子コレクションはスタートした。以来コレクションは400脚以上に及び、年間100コマ程の椅子を使った授業で教材として利用されている。
この学びのスタンスを展覧会として一般に公開したかたちだ。
一脚一脚の椅子には、素材や技術をはじめ時代、地域、思想の背景があり、これらの椅子を座り比べることで、それぞれの椅子の特長と椅子デザインの変遷を体感する機会となる。

会場は時代性や地域性によって10のセクションに分けられ、観やすくまとめられている。
1. 近代椅子デザインの源流
2. トーネットとデザイン運動
3. 国際様式と家具デザイン
4. ミッドセンチュリーと大衆消費社会
5. スカンジナビアンモダン:手仕事と機能性の共存
6. イタリアンモダン
7. ポストモダンと倉俣史朗
8. 日本の椅子(前期展)
9. フォールディングとロッキング
10. みんなの椅子(後期展)
1. 近代椅子デザインの源流
明式家具、ウィンザーチェア、シェーカーチェアと、それらから色濃く影響を受けたハンス・ウェグナーやボーエ・モーエンセン、ジョージ・ナカシマ等による椅子。現在名作と評されている椅子群のルーツを辿っていくと、その多くが近代以前の椅子に行きつく。本展の冒頭にて椅子デザイン史は「リ・デザインの歴史」であることを体感できる。

この「源流のトンネル」を通って椅子デザインの源流をまず見通すことができる。
展示されている椅子にキャプションは付いていないので、それぞれのセクションに掲示されているQRコードを読み込むと全ての椅子の解説を閲覧できる。その情報は美術館のアーカイブとして今後いつでもWEBサイトから閲覧可能だ。
左から、◼️四出頭官帽椅/作者不詳/1600年代 ◼️圏椅/作者不詳/1500年代 ◼️チャイニーズチェア/ハンス・ウェグナー/1943 ◼️ザ・チェア/ハンス・ウェグナー/1949

冒頭の4脚で時代に合わせた「リ・デザイン」がなされていることが良く分かる。
◼️Yチェア/ハンス・ウェグナー/1950 ◼️PP201/ハンス・ウェグナー/1969 ◼️ストレートチェア/作者不詳/1700年代後半 ◼️スーパーレジェーラ/ジオ・ポンティ/1957 ◼️シェーカーチェア/ボーエ・モーエンセン/1944。
◼️コムバック/作者不詳/1750頃 ◼️ホイールバック/作者不詳/1780頃 ◼️カントリーファンバック/作者不詳/1765頃 ◼️スモーカーズボウ/作者不詳/1845頃 ◼️オリバーゴールドスミス/作者不詳/1774頃。
右から、◼️ミラチェア ロー/ジョージ・ナカシマ/1950 ◼️コノイドチェア/ジョージ・ナカシマ/1960 ◼️スピンドルチェア/グスターブ・スティックレー/1908頃。
思い思いの椅子の座り心地を確かめる観覧者。
2. トーネットとデザイン運動
フォルムだけでなく生産や流通の効率まで考慮して製造されたトーネットの《No.14》は、産業革命を象徴する製品と言われている。その産業革命により機械化、工業化が進んだ19世紀末から20世紀前半の欧州では、変革する社会に適したデザインを模索すべく、様々なデザイン運動が展開され、その思想を色濃く映した椅子が数多く誕生した。芸術と産業の関係性を社会全体で探し求めた時代を考える。

左から、◼️カフェ ダウム/ミヒャエル・ト―ネット/1849 ◼️カフェチェア No.14/ミヒャエル・ト―ネット/1859。 
左から、◼️カフェチェア No.14/ミヒャエル・トーネット/1859。 ◼️ウィーンチェア/ゲブリューダ・トーネット/1870 ◼️トーネットロッキングチェア/ゲブリューダ・トーネット/1890頃 ◼️ムゼアムチェア/ウィーン・トーネット/1899。

トーネットは木を曲げる技術と量産化を開発。"カフェチェアNo.14" は、わずか6パーツで構成されるこの椅子は発売から150年以上経ち、現在までに推定2億脚生産された世界で最も売れている椅子として有名だ。

日本ではこのトーネットの曲げ木の技術を、国策として習得し実用化させるべく秋田木工が創設された。秋田木工の製品にこれらトーネットの流れをくむリデザインされた背品が多数あることが分かる。
手前4脚目から右に、◼️アームチェア/ゲブリューダ・トーネット/1900頃 ◼️トーネットハイチェア/ミヒャエル・トーネット/1910頃 ◼️トーネットハイスツール/ミヒャエル・トーネット/1910頃 ◼️サセックスチェア/フィリップ・ウェブ/1860頃。

床に置かれる椅子は全て座れるが、台に乗っているものはNG。
前列左から、◼️フレダーマウス/ヨーゼフ・ホフマン/1905 ◼️ウィーン郵便貯金局の椅子/オットー・ワーグナー/1902 ◼️ウィロー/チャールズ・レ二―・マッキントッシュ/1904 ◼️レッド アンド ブルー/ヘリト・トーマス・リートフェルト/1918。

後列左から、◼️No.728/ヨーゼフ・ホフマン/1905 ◼️ジッツマシーネ/ヨーゼフ・ホフマン/1908頃 ◼️ヒルハウス1/チャールズ・レ二―・マッキントッシュ/1902 ◼️ジグザグ/ヘリト・トーマス・リートフェルト/1932。
3. 国際様式と家具デザイン1920年代から40年代にかけ、建築の領域では装飾や歴史性を廃し万国共通の様式や工法を是とする「国際様式」が台頭しはじめる。建築家自身が建物内のインテリアも全面的に担うことが多かったこの時代に活躍したル・コルビュジエ、ミース、アアルトなど、国際様式を代表する建築家達による名作椅子を通覧。

前列左から、◼️B5/マルセル・ブロイヤ―/1926 ◼️ワシリーチェア/マルセル・ブロイヤー/1926 ◼️チェスカ/マルセル・ブロイヤー/1928 ◼️トゥーゲンハットチェア/ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ/1930。

後列左から、MR20/ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ/1927 ◼️MR10/ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ/1927 ◼️ランディ/ハンス・コーレイ/1939 ◼️バルセロナチェア/ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ/1929 ◼️ブルノチェア/ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ/1930。

ここまでの5枚カットで、アールヌーボー、アールデコ、バウハウスの流れが見通せる。またトーネットは木材の曲げから金属の曲げまでを開発し、デザインの実現、椅子の工業化に大きく貢献したメーカーであることも分かる。
左奥から、ル・コルビュジェ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンによる3脚、◼️バスキュラントチェア/1928 ◼️グランコンフォール/1928 ◼️スウィベルチェア/1929。

右奥、◼️ハンモックチェア/ポール・ケアホルム/1965 ◼️シェーズロング/ル・コルビュジェ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアン/1928。

壁面にはミース自身が自作の広告となっている様子などが映し出されている。
手前から左、◼️フーバーラウンジチェア/ジャン・プルーヴェ/1930 ◼️ペリアンチェア/シャルロット・ペリアン/1953 ◼️B11/ジャン・プルーヴェ/1930頃。

成形合板を使ったものが現れ始める。
右からジャン・プルーヴェによる3脚、◼️グランルポ/1930 ◼️アントニー/1950 ◼️スタンダードチェア/1930
アルヴァ・アールトの5脚は一つの島に。手前から時計回りに、◼️スツール 60/1933 ◼️Yレッグチェア/1935 ◼️ファンレッグスツール/1954 ◼️66チェア ヴィープリー図書館の小椅子/1935 ◼️パイミオ/1931

成形合板を使って様々な形態に挑戦している。
4. ミッドセンチュリーと大衆消費社会
20世紀中頃アメリカでは、チャールズ・イームズやエーロ・サーリネンらが第二次世界大戦を契機に開発、発展した新技術や新素材を取り入れ、次々と新しいデザインを世に送り出す。そしてこれらのデザインは、二つの大戦を経て充実一途にあったアメリカの大衆消費社会の象徴的存在となった。新技術と秀でた才能と豊かな市場が整うことで実現したミッドセンチュリーの世界を堪能する。
左の赤い椅子からチャールズ・イームズによる4脚、◼️DCW/1946 ◼️DCM/1946 ◼️DSS/1950 ◼️ワイヤーメッシュチェア/1950。
左の黒い椅子から4脚もチャールズ・イームズ、◼️アルミニウムグループチェア/1958 ◼️LSR/1950 ◼️RAR/1950 ◼️LAR/1953。
右から、◼️ポロチェア/ロビン・デイ/1975 ◼️40/4/ディヴィッド・ローランド/1964 ◼️アルビンソンチェア/ドン・アルビンソン/1965 ◼️1301-OP/ビル・ステファン/1967 ◼️デュプレチェア/アンドレ・デュプレ/1954。
右から、◼️ペデスタルチェア/チューリップチェア/エーロ・サーリネン/1956 ◼️スワッグレッグアームチェア/ジョージ・ネルソン/1954 ◼️ココナッツチェア/ジョージ・ネルソン/1955 ◼️プレッツェル/ジョージ・ネルソン/1957。
手前から時計回り、◼️自由学園明日館 ホールの椅子/フランク・ロイド・ライト、遠藤新/1921頃 ◼️自由学園明日館 食堂椅子/遠藤新/1923 ◼️バレル/フランク・ロイド・ライト/1937。

自由学園で実際に使われていたオリジナル。
4番のセクションは2階に続く。ここでは4、5、6のセクションの椅子が並んでいるので、フロアの品番で確認して欲しい。

天井から吊られているのはワイヤーメッシュが張られたスクリーン。トップライトの明るい空間なので、日差しが弱いときは映像が見える。
4. ミッドセンチュリーと大衆消費社会 続き。
前列左から、◼️オーガニック チェア/チャールズ・イームズ、エーロ・サーリネン/1940 ◼️ワイヤーコーンチェア/ヴェルナー・パントン/1960 ◼️パントンチェア/ヴェルナー・パントン/1960。
後列、◼️イームズラウンジチェア/チャールズ・イームズ/1956。
男性が座る左の椅子から右へ4脚、◼️スモールダイヤモンドチェア/ハリー・ベルトイアー/1951 ◼️ペデスタルチェア (チューリップアームチェア)/エーロ・サーリネン/1956 ◼️ラ・シェーズ/チャールズ・イームズ/1948 ◼️フローテッドチェア/ワーレン・プラットナー/1966。
女性が座るのは、6.イタリアンモダンのセクションの ◼️リボンチェア/ピエール・ポーラン/1966
5. スカンジナビアンモダン:手仕事と機能性の共存
豊かな自然素材と丁寧な手仕事を重んじる姿勢から産み出される北欧の製品は、シンプルでありながらも温かみをもたらす。これに加え、北欧では古くよりその製品を使う人の視点、いわば機能性を重視する伝統があった。20世紀半ばにアルネ・ヤコブセン、フィン・ユール、ハンス・ウェグナー、ポール・ケアホルムをはじめとする優れた才能により産み出され、今なお世界中から支持されるスカンジナビアンモダンを網羅。

前列左から、◼️カルセリ・チェア/ユリオ・クッカプロ/1964 ◼️スリーレッグシェルチェア/ハンス・ウェグナー/1963 ◼️スウィングチェア/ナンナ・ディッツエル、ヨルゲン・ディッツエル/1959。
後列、◼️チーフテンチェア/フィン・ユール/1949。
◼️パスティリチェア (ジャイロ) /エーロ・アールニオ/1967 ◼️コロナチェア/ポール M・ヴォルター/1961。
左から、◼️スワンチェア/アルネ・ヤコブセン/1958 ◼️PP701/ハンス・ウェグナー/1965 ◼️セブンチェア/アルネ・ヤコブセン/1955 ◼️アントチェア/アルネ・ヤコブセン/1952 ◼️PK-0/ポール・ケアホルム/1952。

見慣れたアントチェア(アリンコチェア)は4本脚だが、ここにあるのはオリジナルデザインの3本脚。ヨーロッパの石畳に対応したデザインだ。
中央の島には3つのセクションにまたがる特徴をもつ4脚。
左手前から時計回りに、◼️グローブ/エーロ・アールニオ/1963 ◼️エッグチェア/アルネ・ヤコブセン/1958 ◼️リボンチェア/ピエール・ポーラン/1966 ◼️ウームチェア/エーロ・サーリネン/1948
5. スカンジナビアンモダンは奥の室に続く。スカンジナビアの巨匠たちを上段に行灯で並べた。

収蔵する椅子は普段このスペースと、地下スペースに陳列されている。
手前から時計回りに、◼️レッドチェア/コーレ・クリント/1927 ◼️B0-63/フィン・ユール/1952 ◼️PK-11/ポール・ケアホルム/1957 ◼️ドロップ/アルネ・ヤコブセン/1958 ◼️スパニッシュチェア/ボーエ・モーエンセン/1959 ◼️ピーコックチェア/ハンス・ウェグナー/1947 ◼️ミナ/ブルーノ・マットソン/1978。
左手前から時計回りに4脚、◼️トリニダードチェア/ナンナ・ディッツエル/1993 ◼️エクストレム/テルイェ・エクストレム/1977 ◼️”アームチェア”/オーレ・ワンシャ/1946 ◼️アンセルム/オーケ・アクセルソン/1996。
下段右から、◼️サファリチェア/コーレ・クリント/1933 ◼️市庁舎のためのアームチェア/カール・マルムステン/1917 ◼️コイブタルチェア/エスコ・パヤミエス/1954。◼️マットソンチェア/ブルーノ・マットソン/1941。◼️ジャパンチェア/フィン・ユール/1953。

中段右から、◼️ヨーテボリ/エリック グンナール・アスプルンド/1934。◼️ファーボーチェア/コーレ・クリント/1914。◼️コロニアルチェア/オーレ・ワンシャ/1949。◼️マットソンチェア/ブルーノ・マットソン/1986 ◼️リーディングチェア/フィン・ユール/1953

行灯はコーレ・クリント (右)、フィン・ユール (左)
下段右から、◼️No.45/フィン・ユール/1945 ◼️CH27/ハンス・ウェグナー/1949 ◼️FN チェア/ヤコブ・ケア/1949 ◼️クラシックシェルチェア/ボーエ・モーエンセン/1941

中段右から、◼️B0-59フィン・ユール/1946 ◼️PP512/ハンス・ウェグナー/1949 ◼️ブルホーンチェア/ハンス・ウェグナー/1960 ◼️ヴァレットチェア/ハンス・ウェグナー/1953

行灯はハンス・ウェグナー
下段右から、◼️アックスアームチェア/オルラ・ムルガード・ニールセン、ペーター・ヴィッツ/1950 ◼️PK22/ポール・ケアホルム/1956 ◼️EKC-27/ポール・ケアホルム/1971 ◼️サイドチェアNo.3102/アルネ・ヤコブセン/1955

中段右から、◼️J48/ポール M・ヴォルター/1951 ◼️PK-15/ポール・ケアホルム/1979 ◼️PK-9/ポール・ケアホルム/1960 ◼️エイトチェア (リリー)/アルネ・ヤコブセン/1970

行灯はポール・ケアホルム
下段右から、◼️スクールチェア/アルネ・ヤコブセン/1955 ◼️システム1-2-3/ヴェルナー・パントン/1973 ◼️No.4305/エべ・クレメンセン、カレン・クレメンセン/1963 ◼️スタンスマキシ/ヤン・ドランガー、ヨハン・ハルト/1972

中段右から、◼️グランプリチェア/アルネ・ヤコブセン/1957 ◼️ドムスチェア/イルマリ・タピオヴァーラ/1946 ◼️“サイドチェア”/ナンナ・ディッツエル/1966 ◼️“サイドチェア”/ニールス・モラー/1954 ◼️サウナ・スツール/アンティ・ヌルメスニエミ/1952

行灯はアルネ・ヤコブセン
下段右から、◼️キングスチェア/ルード・ティゲセン、ヨニー・ソーレンセン/1968 ◼️サファリチェア/オーケ・アクセルソン/1995 ◼️メルキュリウスアームチェア/オーケ・アクセルソン/1997

中段右から、◼️トリップトラップ/ピーター・オプスヴィック/1972 ◼️バランスバリアブル/ピーター・オプスヴィック/1979 ◼️カフェチェア/ルード・ティゲセン、ヨニー・ソーレンセン/1981

行灯はボーエ・モーエンセン

これだけコレクションになり得るスカンジナビアンデザインの椅子が多いのは、「多くのデザイナーが過去の良いデザインを見つめ、憧れを抱きながらバリエーションを展開していった証ではないか。」と五十嵐久枝さん。
6. イタリアンモダン
アメリカにおける強い経済力や、北欧における自然素材の豊かさには及ばなくとも、20世紀中旬のイタリアには自由闊達で明るい発想を受け容れる気風と、それを具現化できるメーカーと職人、デザイナーの三者による密接な関係性があった。時に機能性が後回しになることがあったとしても、デザイナーによるアイデアが最優先されることで産み出されたオリジナリティ溢れる作品群。

左から3脚、◼️スパゲッティチェア/ジャンドメニコ・ベロッディー/1979  ◼️タン/ピエール・ポーラン/1967 ◼️ジン/オリヴィエ・ムルグ/1965
左から、◼️ルイザ/フランコ・アルビニ/1949 ◼️ガウディ/ヴィコ・マジストレッティ/1970 ◼️セレーネ/ヴィコ・マジストレッティ/1968 ◼️キャブ/マリオ・ベリーニ/1977 
別室へ続く 6. イタリアンモダン
「イタリアはフューチャリズムの影響が強く、攻めたデザインが多い。」と五十嵐さん。
こちらでもステンレスメッシュを使って柔らかなパーティションを設えた。
左から、◼️ドンナUP5/ガエターノ・ペッシェ/1969 ◼️エルダ/ジョエ・コロンボ/1965
左、◼️ブロウ/ジョナサン・デ・パス、ドナート・ドゥルビーノ、パオロ・ロマッツィ、カーラ・スコラーリ/1967

右手前から、◼️メッツァドロ/アキッレ・カスティリオーニ、ピエルジャコモ・カスティリオーニ/1970 ◼️サッコ/フランコ・テオドーロ、ピエロ・ガッティ、チェザレ・パオリーニ/1968 ◼️ウィンク/喜多俊之/1980(7.に分類されているがイタリアのカッシーナによる依頼) ◼️チェア ワン/コンスタンチン・グルチッチ/2003
右から、◼️ヴィカリオ/ヴィコ・マジストレッティ/1971 ◼️ディアロゴ/トビア・スカルパ、アフラ・ビアンチン/1966 ◼️コロンボチェア/ジョエ・コロンボ/1965 ◼️セレーネ/ヴィコ・マジストレッティ/1968
手前左から、◼️バンビーニ/マルコ・ザヌーゾ、リチャード・サッパー/1964 ◼️セディア/チェントロカッパ/1978 ◼️ジュニオール/ジョナサン・デ・パス、ドナート・ドゥルビーノ、パオロ・ロマッツィ/1971 ◼️セレーネ/ヴィコ・マジストレッティ/1968
左から、◼️メリディアナ/クリストフ・ピレ/2004 ◼️ミスター・インポッシブル/フィリップ・スタルク/2008  ◼️ルイ・ゴースト/フィリップ・スタルク/2002 ◼️ミス・トリップ/フィリップ・スタルク/1996 ◼️ドクターグロブ/フィリップ・スタルク/1988 ◼️エアチェア/ジャスパー・モリソン/2000

後編に続く

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