LOUIS VUITTON 京都大丸店
京都市
- Architekten
- 永山祐子建築設計
- Standort
- 京都市
- Jahr
- 2004
京都の代表的な情景である “縦格子” を、京都四条通りの新しくオープンした ルイ・ヴィトンのファサードに再構築した。
ストライプはルイ・ヴィトンが昔 トランクに使用していた “トワイエ・レイエ” というモチーフでもある。 ここに現れている黒い縦格子は実際には存在しない、偏光板によって造り出さ れた幻影だ。現前しているこの格子には厚さも、質感もない。それらは “在る” わけではなく、“見えている” のだ。通りを行き交う人の動きに合わせ、格子は 回転したり、消えたり、軽やかに表情を変え、京都の町並みの中に新しい情景 をつくる。“物質” としてではなく、人とのインタラクティブな関係をうみ出す “事” としてのファサードを作りたかった。
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