由仁保育園
北海道
- 建築家
- アトリエブンク
- 場所
- 北海道
- 年
- 2003
園児たちの様々な活動に対応した場を確保しつつ、全体を緩やかつなぐような保育環境を目指した。建築は、開放方向を違える門型フレームの組合せによって構成される。採用された薄肉ラーメン構造(中空スラブ)は、上下階の場の方向性を明確に示すとともに、安定した温熱環境を実現する装置としての役割も合わせ持っている。建築をかたちづくる『壁』を拠りどころとし、オープン(遊戯室)、セミオープン(吹抜け)、セミクローズ(保育室)の段階的な場を計画している。
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