Outer Case

「外殻に守られた開放的な住まい」
2面を道路に面した高台に建つ、夫婦2人と将来の子供のための住まい。住宅街にありながらも、遠方に広がる景色や富士山も望むことのできる立地である。道路からのプライバシーを確保しつつ、開放的に暮らしたいという要望から、敷地形状なりに立ち上げた“CASE=住まいの外殻”が、中庭を含んだ内外一体の開放空間を包み込む、敷地を最大限に活かす計画とした。住まいを囲む“CASE=外殻”には、3ヶ所のカットを入れ、それぞれ光・視界・アプローチへと開かれる。これら操作によって外殻によって生活空間を守りつつ、住み手を家に誘い、日差しを取り込み、景観に向けて視界が開かれていく。外殻の仕上げには、同色で反射率の異なるガルバリウム鋼板を組み合わせて貼ったことで、時間や季節による光の当たり方による表情の変化を楽しむことができる。1階部分にはリビングダイニング・水周り・個室の用途ごとに分かれた3つのボックスを配し中庭を囲む。2階部分にはそのボックスの上面がテラスと寝室となり、回遊できる空間を構成している。
Year of completion
2013