猪名川霊園倉庫棟

猪名川霊園管理棟を機能的にサポートする倉庫。David Chipperfield Architectsによる設計で、我々はローカルアーキテクトとして携わった。
霊園の入口に位置するため、来園者の目に最初に触れる建物となるが、 ほぼ全ての来園者が車で来るため、来園者が全く立ち寄らないという刹那な関わりの中で、「お墓参り」という体験に寄与出来る建物を提案したいと考えた。
霊園に着いたときの感動はこの先にある管理棟で初めて味わうことができるように、こので倉庫棟では勾配屋根、焼杉の外壁とし、周囲の環境に溶け込み目立たないようにしたが、霊園からの帰る際は行きとはまったく異なる姿の建物として見える。霊園での体験の最後に位置するものとして、霊園と俗界の結界を区画する鳥居のようなイメージとなるように、建物の外壁は赤いベンガラで仕上げ、霊園での印象的な体験を胸に結界を通って日常生活への帰路についてもらおうと考えた。
場所
兵庫
Year of completion
2015