写真 © Yasunori Shimomura
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松園町の家

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場所
大阪
2002

阿倍野区松崎町に位置するこの家は、40代のご夫婦と育ち盛りの子供2人の住まいである。
医師であるご主人は、車を趣味とされていてスポーツカーを3台所有されており、レースに出場される程の腕前である。そのこだわりようは仕事と趣味だけにとどまらず、建築という新しい開拓地にも及んでいったことは言うまでもなく、ディティールや設備システムまで設計者、施主、施工者が共に細部まで打合せが重ねられた。
マンションなどに囲まれた敷地環境なので、家の中は周辺の騒音が忘れられる住空間。敷地周辺の道路が狭く、騒音や周りの視線が気にならないように、建物外壁はほとんど開口のないRCの壁となったため、少しでも雰囲気を和らげるため杉板型枠仕上げとし、丁度2辺の壁の交点から敷地内へと続く竹が見えるようなファサードとしている。
ところでこの家のコンセプトであるクラスターとは葡萄の房であるが、ここでは各々目的をもった住空間が結合し、葡萄の房のようにひとまとまりとなった建築と捉えているが、これは単なる異目的の部屋の結合ではなく、住人である施主家族の意識の結合と考えている。
また、それらの房をつなぐ茎や幹となるアプローチや廊下、中庭には、ただ通るだけではなく、光や水、竹林、陰影などさまざまな時間が感じられるしかけをこらしている。

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